アフリカ
内戦で荒廃したコンゴ民主共和国(旧ザイール)では毎日1100人以上の女性たちがレイプ被害に遭っているとする調査結果が、11日の米学術誌「Journal of Public Health(公衆衛生ジャーナル)」に発表された。国連(UN)の推定を26倍上回る数字だという。 米公…
ロンドン(London)のサザーク刑事法院(Southwark Crown Court)は16日、アフリカ・タンザニアから連れてきた女性を自宅で1日18時間働かせ、賃金を支払っていなかった英国人女性サイーダ・カーン(Saeeda Khan)被告(68)に対し、搾取を目的とした人身売買…
今日はJ・M・クッツェーが生まれた日(1940年)。「その小説は、緻密な構成と含みのある対話、すばらしい分析を特徴としている。しかし同時に、周到な懐疑心をもって、西欧文明のもつ残酷な合理性と見せかけのモラリティを容赦なく批判した」として2003年に…
エジプトとアルジェリア、モーリタニアの北アフリカ3カ国で17日までに、政府や当局への不満から焼身自殺を図るケースが相次いだ。 チュニジアの政権崩壊につながった政府批判のデモは、失業者の若者が先月、抗議の焼身自殺を図ったことがきっかけで、これに…
アフリカの希望を誰が奪っているのか! 腐敗した政府、民族対立、貧困、HIV……。停滞するアフリカの現実と問題の核心。
中尉の演説のあと、彼のやり方にならって捕虜を殺す練習が始まった。5人の捕虜に、おおぜいの熱心な参加者。それで伍長は、ぼくらのなかから何人かを選んだ。ケネイとほかに3人の少年、そしてぼくが選ばれて、公開処刑をすることになった。5人の男たちが、両…
カメラに向けられた力強い眼差し。沈黙の果てに語られる言葉。ジェノサイドの際に性的暴力を受けた女性とその子どもたちの肖像。 20世紀最大の悲劇のひとつ、ルワンダのジェノサイド(集団殺害)の際に大勢の女性が「武器」として性的暴力を受け、その結果お…
学ぶことの本当の意味を教える感動の実話! アフリカの最貧国、マラウイを襲った食糧危機。食べていくために、学費が払えず、ぼくは中学校に行けなくなった。勉強をしたい。本が読みたい。NPOがつくった図書室に通うぼくが出会った一冊の本。『風力発電』。…
アクションもののヒーローはおしなべて無法者の匂いがする。「俺が法だ」と言わんばかりに社会の矛盾や組織の理不尽を踏みつけてくれる。我々に代わって。人気の高い作品というのは、人々の不満を上手にすくい取ってカタルシスを与えているのだろう。 映画『…
ポーランドの新聞・雑誌・通信社の特派員として世界各地を駆けめぐり、数々の傑作ルポルタージュを上梓した著者による、小説よりも奇なるアフリカ取材の集大成。数十万人が山刀で切り刻まれた大虐殺の要因を解説する「ルワンダ講義」や、現代アフリカ史上最…
【ナイロビ共同】南アフリカの最大都市ヨハネスブルクや首都プレトリアがあるハウテン州で、男性の3人に1人を上回る37.4%が過去に女性をレイプした経験があるとの調査結果を、政府系の研究機関「医学研究評議会」(MRC)が26日、発表した。複数のメディアが…
ツチ族のジェノサイドは、よく言われているような「ルワンダ人のジェノサイド」ではない。確かにその虐殺は、ルワンダにおいてルワンダ人がルワンダ人に対して行い、ルワンダ人が終わらせたという特徴を持っている。しかし、1994年の4月から7月にかけて、4ヶ…
【ジュネーブ共同】コンゴ(旧ザイール)東部で7月末から8月初めにかけて起きた反政府武装勢力による集団強姦で、国連は24日、少なくとも住民303人が被害に遭い、被害を防げなかった現地の国連平和維持活動(PKO)部隊にも責任があるとする報告書を発表した…
今日はスティーヴ・ビコが殺された日。1977年8月18日、再びテロリズム法第6条で拘禁され、ポートエリザベスにて警察により拷問を受け、その後、プレトリアまで、救命設備もない普通の車にて移送される。ポートエリザベス〜プレトリア間の距離は約1100kmで、…
二人と話をしているうちに、わたしはあることに気がつきました。 二人の体に、ミミズ腫(ば)れのような大きな引っかき傷があるのです。 最初は(ジャングルややぶの中でくらしていたのだから、木の枝とかで引っかいた時の傷なのかな?)と思っていました。…
映画『ホテル・ルワンダ』に登場するオリバー大佐のモデルになっているのがロメオ・ダレールである。ポール・カガメに対するロメオ・ダレールの評価は、フィリップ・ゴーレイヴィッチと正反対である。 『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手…
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 11 『それでも生きる子供たちへ』監督:メディ・カレフ、エミール・クストリッツァ、スパイク・リー、カティア・ルンド、ジョーダン・スコット&リドリー・スコット、ステファノ・ヴィネルッソ、ジョン・ウー
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 10 『ホテル・ルワンダ』
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 9 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 11 ドメスティックバイオレンスの本質はインサイドバイオレンス
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 8 ジェノサイドによる死体は鳥たちへの贈り物だった
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 7 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 9 ツチ族はとっくに死んでいた
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 6 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 8 真の勇気
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 5 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 7 ルワンダ大虐殺に関与したミッテラン大統領の息子
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 4 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 6 『この大地に命与えられし者たちへ』写真・文 桃井和馬
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 3 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 5 ジェノサイドが始まり白人聖職者は真っ先に逃げた/『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 2 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 4 『生かされて。』イマキュレー・イリバギザ、スティーヴ・アーウィン
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 1 Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 3 ルワンダ大虐殺の始まり/『ジェノサイドの丘』フィリップ・ゴーレイヴィッチ
Ghosts of Rwanda(ルワンダの亡霊) 2 『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ
マナセはルワンダで殺されたのが「わずか100万人」だと聞いて驚いたという。「ここだけで何人が殺されたか、何人が鳥に食われたか」実際、ジェノサイドによる死体は鳥たちへの贈り物だった。だが、鳥たちは生存者たちを助けてもくれた。山火事から逃げ出した…