古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

コラム

「グアム移転先送り」は妙なニュースだ

沖縄海兵隊、2014年までのグアム移転断念 沖縄に駐留する米海兵隊約8000人のグアム移転について、日米両政府が「2014年」で合意した移転完了期限について、米政府が達成を事実上断念したことが22日、明らかになった。 米領グアム政府に22日(現地時間)に説…

【衝撃事件の核心】見逃されたSOS…両親からの虐待で死亡した7歳男児の阿鼻叫喚

新たに「虐待」というカテゴリーを設けた。匿名報道が私の個人的信条ではあるが、虐待のニュースに関しては加害者の実名を挙げることに何の痛痒(つうよう)も覚えない。仮に反省したとしても絶対に許すべきではないと考える。一度犯した罪は償(つぐな)う…

国家権力によって沖縄県の民主主義が葬られた

今回の沖縄県米軍基地普天間移設問題で明らかになったのは、国家権力によって沖縄県の民主主義が葬られたという事実であろう。民主主義なんて代物は所詮この程度のものだ。沖縄県民以外は、「どうせ今まで我慢してきたのだから、もう少し我慢してよ」と心の…

エホバの証人の輸血拒否

昨日、リンクした「NATROMの日記」に関連記事があったので紹介しよう(時系列順)。 エホバの証人の二枚舌 未成年への輸血はどうすべき?〜エホバの証人 輸血拒否した両親・親権停止が男児の命を救った Wikipediaによれば、この他にも兵役拒否、国旗敬礼・国…

みぞうゆう?ふしゅう?? 麻生さんは漢字苦手?

麻生首相が最近、言葉遣いの誤りを連発している。 12日午後、日中関連イベントであいさつした首相は、「これだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは例がない」「(四川大地震は)『みぞうゆう』の自然災害」などと語った。手元に用意した原稿にはそれぞれ「…

トヨタ奥田氏の仁義なき戦い

トヨタ奥田氏「厚労省たたきは異常。マスコミに報復も」 トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の席上で、厚労省に関する批判報道について、「あれだけ厚労省がたたかれるのは、ちょっと異常な話。正…

牧太郎の下劣なコラム

毎日新聞にこんなコラムが掲載されていた。 牧太郎の大きな声では言えないが…「ウソの礼儀?」 諸事情があって、“深く”はないが、それなりに付き合った女性と別れようと決意した――としよう。手短に、よんどころない理由を告げ「キミのことは忘れない」とつぶ…

こんにゃく入りゼリーは本当に危ないのか?

里奈子ちゃんから興味深い記事を教えてもらった。 「こんにゃく入りゼリー」よりものどに詰まって死亡した件数が多い危険な食べ物ベスト10 同記事から一覧をコピーしておこう。 1位 もち(168例、「こんにゃく入りゼリー」の84倍危険) 2位 パン(90例、「こ…

たばこ自販機を巡る悲喜劇

たばこ:17歳、しかめ面で買えたゼ 認証機が誤認、福島県警補導 福島県喜多方市内で9月中旬、たばこを持っていたとして県警喜多方署に補導された市内の無職少年(17)が、顔認証機能付き自販機でたばこを買ったと話していることが分かった。「顔をしかめたら…

都合のいい新自由主義

新自由主義ってえのあ、市場原理に任せて血みどろの競争をさせるものだと思っていたのだが、どうやら違っていたようだ。 米、金融危機対策で空売り規制拡大 全銘柄対象 米政府が金融危機の拡大回避へ政策を総動員し始めた。米証券取引委員会(SEC)は17日、…

毒を食らわば事故米まで〜三笠フーズ

「毒を食らわば皿まで」――どうせ罪を犯したのだから悪事は最後まで貫徹しようという意味の俚諺(りげん)だが、三笠フーズは皿の上に事故米を載せた。問題の米は中国産とベトナム産で、ダイオキシンの10倍以上の毒性をもつアフラトキシンや、メタミドホスな…

浅尾美和続報

浅尾美和批判の勘違い 中日新聞が訂正記事を書くようだ。多分、訂正はしても反省はしないことだろう。 東京中日スポーツの担当デスクは、「確かにちょっと厳しい書き方だと思います」として、08年9月10日に訂正のコラムを出すことを明らかにした。 【J-CAST…

浅尾美和批判の勘違い

ビーチバレー・浅尾ドタキャン プロとしての責任は…… “ビーチの妖精”浅尾美和(22)=エスワン=が5日、岡山県玉野市で開幕した今季国内ツアー最終戦「アイムの家オープン」をドタキャンした。大会主催者は「家族が急病になったとのことで棄権の連絡が入った…

残業が家族を崩壊させる

今、読んでいる『自殺死体の叫び』(上野正彦著)に興味深い事件が記されていた。 家族といえども、互いの信頼関係が崩れると、どうにもならないところまで転がり落ちていくことがある。きずなを保つには、相手に対する思いやりや配慮といったものが求められ…

77歳男性の胸に去来したもの

顔判別困難、激しく殴打=木内容疑者に強い殺意 一家4人家族殺害・千葉 千葉県柏市の民家で一家4人が殺害されて見つかった事件で、逮捕された祖父のK容疑者(77)が殺害した家族の中に、顔が判別できないほど激しく殴打された被害者がいたことが25日、県警柏…

岩手・宮城内陸地震の報道状況

本日、午前8時43分頃、岩手県内陸部を震源とする強い地震があった。岩手県県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を記録。各テレビ局は番組内容を変更した。日本テレビは車だん吉の番組を放映しながら、地震関連の情報を字幕スーパーで挿入。平然とアニメを流して…

振り込め詐欺が過去最多の被害

振り込め詐欺 最悪ペース 04年上回る勢い 警察庁が対策室 振り込め詐欺の被害が過去最多のペースになっていることから、警察庁は11日、同庁に「振り込め詐欺対策室」(室長・安藤隆春次長)を設置した。同日、第一回の会合を開き、安藤室長が「抜本的な取り…

秋葉原通り魔事件 貧困と犯罪のスパイラル

6月8日、秋葉原の歩行者天国で7人が無差別に殺害され、10人が負傷。この日は池田小児童殺傷事件からちょうど7年目を迎えた日でもあった。今年の3月23日には茨城県内のJR駅で連続殺傷事件が起こり、4月14日には福岡通り魔殺人事件が起きている。 今回の事件で…

ガソリン税の一般財源化は、「道路利権」という思考停止が支えている

現在、道路特定財源として徴収している税率分を一般財源化すると福田首相は明言した。新聞各紙はこぞって賛成している。 「なぜ福田内閣は支持されないのか」田原総一郎 政治家とメディアは「道路族から利権を取り上げる」ことに重きを置いて、国民生活を無…

言い間違いを許さない社会

いつからか、お笑いタレントがやたらと「噛むなよ!」と突っ込むようになった。他人の失敗を笑うことは決して珍しいことではない。失敗する様が幼児を連想させるためであろうか。ただ笑って終われば潤滑油として働くのだが、そこに別の感情が込められると、…

三浦和義氏バッシング再燃から見えるもの

それは、「一度、皆で叩いた人間は、何度でも叩いてよい」という社会の合意だ。リンチ殺人に加わった人物同様、罪の意識も少なくて済む。文明がどんなに進んでも、人類が生け贄を求める様相にぞっとさせられる。 三浦和義氏逮捕に思う 「三浦和義氏の逮捕に…

三浦和義氏逮捕に思う

なぜ、政府や日本大使館は米国当局に抗議をしないのか? メディアの論調もおしなべて「怪しげな人物に裁きを」というトーンになっている。 そもそも、日本で普通に生活していた人が、突然外国から「犯罪者扱い」されることがまかり通ること自体がおかしい。 …

飛び降り自殺をする時に靴を脱ぐ理由

アメーバニュース 同記事によれば、「事故ではなく自殺であるということを他の人に示すため」、「テレビなどの影響を受けているため」のふたつで、次いで「踏ん切りをつけるため」、「自殺という行為に儀式性を持たせるため」、「幽霊には足がないから靴はい…

「ママ遅いよ」

生ゴミ、生米くらって餓死免れた! 鬼母に遺棄された5歳の「地獄絵」 幼い長男(5)と三男(当時1)を自宅に1か月以上置き去りにし、三男を死亡させて死体を遺棄したとして、母親に懲役15年の判決が下された。生き延びた長男は生の米や生ゴミ、冷蔵庫にあっ…

朝青龍と亀田大毅が謝罪会見

ダブル謝罪に厳しい声も=朝青龍・亀田大会見 サッカー騒動を起こした大相撲の横綱朝青龍と、ボクシングの世界タイトル戦で反則行為を繰り返した亀田大毅(協栄)が30日、別々に記者会見し、ファンらに謝罪した。 両国国技館近くに住む女性(63)は「(2人と…

米中が接近か

興味深い記事を見つけた。 アメリカを使って台湾や日本をけん制する中国 6ヶ国協議の舞台裏で様々な政治的駆け引きがあるようだ。米国は以前から、中台間に絶妙な緊張関係をつくってきた。台湾にイージス艦を売れば、中国から米国に向けられたミサイルは封ず…

守屋前防衛事務次官の接待問題

今日、国会に証人喚問された。守屋氏は予想以上にサービストークを振りまいた。しかしながら、防衛省内で周知の事実とされている事柄や、ジャーナリストがつかんでいる政治家の名前は出なかった。 「守屋君、わかっているだろうな」と電話をした人物が必ずい…

その後の亀田問題

亀田一家の終焉 メディアは梯子(はしご)をかけて、亀田一家を持ち上げておきながら、今度は梯子を外して一斉に叩いている。掌(てのひら)を返すスピードは、マジシャンも青くなるほどだ。 メディアによる個人攻撃は、日本のストレス社会を象徴しているよ…

亀田一家の終焉

「急所狙え」亀田父子処分へ/JBC倫理委 11日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦で、挑戦者でプロ初黒星となった亀田大毅選手(18)が反則行為を繰り返した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、倫理委員会を15日に開…

へんちくりんな名前

読める? 「七音」「雪月花」 響き優先、今時の名前 「永翔」「大生」「七音」「雪月花」と書いて、それぞれ「はるか」「ひろ」「どれみ」「せしる」と読む。いずれも実際に出生届が受理された名前だ。法律には読み仮名の規定がないうえ、親は音の響きと漢字…