2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コーマック・マッカーシー、中内光昭、エリオット・S・ヴァレンスタイン、苫米地英人

2冊挫折、2冊読了。 『すべての美しい馬』コーマック・マッカーシー/10ページほどで挫ける。「彼が扉を開けて玄関の広間にはいると、ろうそくの炎と柱間の鏡に映ったろうそくの炎がゆらりと揺れてもとに戻り閉めるときにまたゆらりと揺れてもとに戻った」――…

極端な定型化が笑いを誘う/『山手線膝栗毛』小田嶋隆

小田嶋隆と丸山健二の共通点は、極端な定型化(ステレオタイプ)を描くことで笑いを誘っているところだ。この作品は、山手線の全ての駅にまつわるエッセイ集で、東京の断面図が鮮やかに描かれている。 仮に、池袋、高田馬場、目白の三つの町を三姉妹と仮定し…

社内文化に染まっている人は「抵抗勢力」となる/『制度と文化 組織を動かす見えない力』佐藤郁哉、山田真茂留

目的があるからこそ組織される。そして、組織が出来上がると、今度は「組織を維持すること」が目的となってしまい、当初の目的が見失われる。こうして、組織の硬直化が始まる。 どうでもいい朝礼、マネジメント能力を欠いた上司、不平等極まりないポストなど…

「危ない地域」と「危なくない地域」の境界線が消失/『アキバ通り魔事件をどう読むか!?』洋泉社ムック編集部編

様々な人の色々な意見を知ると脳が刺激される。事件が発生するたびに、「起こるべくして起こった」なあんて論調は随分と身勝手にも思えるが、事件をも含めた社会に我々が生きているという現実は確かなものだろう。 事件は既に起こってしまった。となると、そ…

小田嶋隆

1冊読了。 『仏の顔もサンドバッグ』小田嶋隆/1993年発行、オダジマン6冊目の著書。荒削りだが、その分勢いがある。ぷっはっはっは、と何度か笑い声を上げてしまった。少し前から感じていたのだが、時折ハードボイルド的描写があって、昔の丸山健二に似たと…

たばこ自販機を巡る悲喜劇

たばこ:17歳、しかめ面で買えたゼ 認証機が誤認、福島県警補導 福島県喜多方市内で9月中旬、たばこを持っていたとして県警喜多方署に補導された市内の無職少年(17)が、顔認証機能付き自販機でたばこを買ったと話していることが分かった。「顔をしかめたら…

目撃された人々 19

何度か挨拶を交わしたことのある女性だった。年の頃は私と同じくらいであろうか。40代半ばと見た。化粧っ気はないのだが可愛らしい顔立ちで、心ばえのよさそうな印象を受けた。 彼女が乗っている自動車に車椅子マークがあることを私は以前から知っていた。昨…

中山国交相、進退問題で「しがみついているつもりない」

中山成彬国土交通相は27日、宮崎市内で開かれた自民党宮崎県連の会合で日本教職員組合(日教組)について「何よりの問題は道徳教育に反対していることだ。日教組は解体する。日教組をぶっ壊す運動の先頭に立ちたい」と言及した。 国交相は県連の会合後、記者…

佐賀「取り押さえ死亡」から1年 遺族と警察は…

J-CASTニュース

月額5460円で上下最大1Gbpsに KDDIのひかりone新サービス

CNET Japan

金融危機と業界報酬額メモ

暗いニュースリンク

「耳障りのよい」

「耳障りの良い」を疑う 「耳障りのよい」を正しく言い直すと? 耳ざわり 耳障り? 耳触り? 「耳障りがよい」ってどうなの?

若手芸人の役回りはイジメ被害者の「モガキ」/『テレビ救急箱』小田嶋隆

私は高校生の頃から、30歳過ぎまで殆どテレビを見てこなかった。そのため、社会から懸け離れてしまうことを恐れて、新聞の番組表だけはしっかりと読んできた。それで困ったことといえば、何一つない。多分、得していることの方が多いことだろう。 テレビとい…

中山国交相が「誤解を招く表現」を連発、撤回

中山国土交通相は25日、報道各社のインタビューで失言を連発した。「誤解を招く表現があった」として撤回したが、今後、波紋を呼びそうだ。 住民の根強い反対もあり整備が遅れる成田空港。今後の施策、整備の考え方を問われ「ごね得というか戦後教育が悪かっ…

米国では大人の半分が天地創造を信じている/『赤ちゃんはどこまで人間なのか 心の理解の起源』ポール・ブルーム

アメリカ南部では、ダーウィンの『進化論(正式名称は「種の起源」)』を掲載している教科書が採用されないことは知っていた。でもまさか、大人の半分が神による天地創造を信じているとはね。 とはいえ、この説(ダーウィンの自然選択説)を絶対に受け入れな…

藤田恒夫、森村泰昌、ジェフリー・ディーヴァー

3冊挫折。 『腸は考える』藤田恒夫/出だしは好調だったんだが、専門用語が多くなってちんぷんかんぷんに。50ページで挫ける。 『踏みはずす美術史 私がモナ・リザになったわけ』森村泰昌/カジュアルな美術論。チト、軽過ぎるな。著者はコスプレ・ポートレ…

小田嶋隆

1冊読了。 『山手線膝栗毛』小田嶋隆/東京山手線の29の駅と町にまつわるエッセイ。開いたと思ったら読み終わっていた。オダジマンは天才だ。いや神かも知れぬ。蝶のように舞い、蜂のように刺す。また、酔っ払いのようによろめき、愛煙家のように痰を吐き捨…

太陽系の本当の大きさ/『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン

太陽系の本当の大きさ 相対性理論によれば飛行機に乗ると若返る 枕には4万匹のダニがいる あなた個人を終点とする長い長い系図 陽子 ビッグバン宇宙論 進化論に驚いたクリスチャン 『黒体と量子猫』ジェニファー・ウーレット 『重力とは何か アインシュタイ…

大臣も次官も逃げた汚染米の闇の深さ

「国家的詐欺だ」の声も 汚染米問題の責任を取る形で、19日、太田農相が辞任、白須敏朗事務次官が更迭された。2人のクビを切ることで、この問題の「幕引き」を狙っているのは歴然だが、冗談じゃない。 新聞はあまり報じていないが、三笠フーズら悪徳業者と農…

新総裁 麻生氏 発言録 

自民党総裁になった麻生太郎氏は、党青年局長のときから数々の失言・暴言を繰り返し、国内外から厳しく批判されてきました。 偏見・差別 「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失…

【カーボンナノホーン】がんの光線力学療法に応用、腫瘍消滅

毛髪の太さの1万分の1という極小の炭素集合体「カーボンナノホーン」にがんの光線力学療法の治療薬を詰め、患部に注射して治療を施すことでマウスの腫瘍(しゅよう)をほぼ消滅させることに、産業技術総合研究所と藤田保健衛生大などが成功した。「容器」の…

女性は化粧品・トイレタリーに含まれる化学物質を年間2キロ肌から吸収

世界の三面記事・オモロイド

ロバート・ケネディ・ジュニアが政府による水銀/自閉症スキャンダルの隠蔽を暴く

政府の官僚と業界の代表者は、幼児と子供に接種されるワクチンの安全性を警告する新しい研究について話し合うべく会合していた。10万人の子供たちの記録が含まれた大量のデータを分析した、疾病対策センターの免疫学者トム・ヴェルシュトレーテン博士による…

高島俊男、有馬哲夫、内田義彦

3冊挫折。 『本が好き、悪口言うのはもっと好き』高島俊男/20ページあまりで挫けた。この人物は、山本七平や渡部昇一と同じ臭いを発している。言葉の端々から、知識人に特有の鼻持ちならない傲慢さと差別主義を感じる。私が本を閉じたのは、モンゴルの件(…

なぜAIG生命保険は救われ、リーマン・ブラザースは見棄てられたのか

オルタナティブ通信

ポール・ブルーム、佐藤郁哉、山田真茂留、ジェフリー・ディーヴァー

2冊挫折、1冊読了。 『赤ちゃんはどこまで人間なのか 心の理解の起源』ポール・ブルーム/長谷川眞理子が解説をしているので読んでみたが、見事なハズレだった。何を言いたいのかが、さっぱりわからない。100ページでやめる。取り上げられた実験も興味が持て…

敢えて“科学ミステリ”と言ってしまおう/『数学的にありえない』アダム・ファウアー

物語の重要な要素としてSF的な傾向はあるが、私は敢えて“科学ミステリ”と断言したい。統計学、確率論、物理学、量子論、脳科学、時間論などが散りばめられている。ストーリー展開は見事なミステリとなっている。アダム・ファウアーは1970年生まれというのだ…

都合のいい新自由主義

新自由主義ってえのあ、市場原理に任せて血みどろの競争をさせるものだと思っていたのだが、どうやら違っていたようだ。 米、金融危機対策で空売り規制拡大 全銘柄対象 米政府が金融危機の拡大回避へ政策を総動員し始めた。米証券取引委員会(SEC)は17日、…

薬師院仁志、柳父章

2冊読了。忙しい中でも、何とか「書くクセ」をつけておかないとダメですな。あっと言う間に時間は過ぎ去ってしまう。光陰矢のごとく、浦島太郎のごとし。だが、私のいる場所は竜宮城にあらず。 『民主主義という錯覚 日本人の誤解を正そう』薬師院仁志/ハイ…

感動は身体性を伴う/『子供の「脳」は肌にある』山口創

感動は抑えることができない。無表情の感動なんてあり得ない。 ピアジェの観察からもわかるように、知識というものは、それが本当に生きた知識として身につくときには、必ず何らかの具体的で情緒的な事物の操作を通じての感覚・感動を伴うものである。目の前…