書評:音楽
・若き斎藤秀三郎 ・超一流の価値観は常識を飛び越える ・「学校へ出たら斃(たお)れるまでは決して休むな」 ・戦後の焼け野原から生まれた「子供のための音楽教室」 ・果断即決が斎藤秀三郎の信条 ・斎藤秀雄の厳しさ・『齋藤秀雄・音楽と生涯 心で歌え、…
・若き斎藤秀三郎 ・超一流の価値観は常識を飛び越える ・「学校へ出たら斃(たお)れるまでは決して休むな」 ・戦後の焼け野原から生まれた「子供のための音楽教室」 ・果断即決が斎藤秀三郎の信条 ・斎藤秀雄の厳しさ・『齋藤秀雄・音楽と生涯 心で歌え、…
・厳格極まる音楽教育・『嬉遊曲、鳴りやまず 斎藤秀雄の生涯』中丸美繪 齊藤秀雄は著名な英語学者・齊藤秀三郎の子息である。戦後は桐朋学園で音楽教育に取り組み、ここから小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶など錚々(そうそう)たる音楽家が巣立っていった。 …
私が持っているクラシックのCDは『マタイ受難曲』(カール・リヒター指揮、1958年盤)だけである。だが私は、このたった一つのクラシック作品を、他のポピュラーミュージックよりもはるかに多く聴いている。そう。りんけんバンドやルー・リードよりもだ。こ…
これはいい本だ。私がビクトル・ハラを知ったのは、つい最近のこと。友人から教えてもらった。そこで色々と調べている内に、この本に辿り着いたってわけ。 著者は、中学生の時に何気なく聴いていたラジオから流れてきたビクトル・ハラとビオレータ・パラの歌…