古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2021-01-01から1年間の記事一覧

キラキラした、もしくはギラギラした人生/『メッセージ 告白的青春論』丸山健二

・『穴と海』丸山健二・『さらば、山のカモメよ』丸山健二 ・キラキラした、もしくはギラギラした人生・『ミッドナイト・サン 新・北欧紀行』丸山健二・『野に降る星』丸山健二・『千日の瑠璃』丸山健二・『見よ 月が後を追う』 丸山健二・『丸山健二エッセ…

モノが少ないほど人生は充実する/『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』小松易

・『「捨てる!」技術』辰巳渚・『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵・『コミック版 たった1分で人生が変わる片づけの習慣』小松易 ・モノが少ないほど人生は充実する・『たった1分で人生が変わる片づけの習慣 実践編』小松易・『人生を掃除する人しな…

天才とは発想力・表現力・論理力を兼ね備えた人/『あなたを天才にするスマートノート』岡田斗司夫

・天才とは発想力・表現力・論理力を兼ね備えた人・サインペン、ボールPentel vs. Vコーン、エナージェル、トラディオ・プラマン・必読書リスト 「天才」とはなんでしょうか?「天才」とは、以下の3つの能力を兼ね備えた人です。1)発想力2)表現力3)論理力…

読書讃歌/『書斎の鍵 父が遺した「人生の奇跡」』喜多川泰

・『賢者の書』喜多川泰・『君と会えたから……』喜多川泰・『手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙』喜多川泰・『心晴日和』喜多川泰・『「また、必ず会おう」と誰もが言った 偶然出会った、たくさんの必然』喜多川泰・『きみが来た場所 Where are you from…

拷問され、麻酔なしで切り刻まれるウイグル人/『命がけの証言』清水ともみ、楊海英

・『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』ヴィクトール・E・フランクル:霜山徳爾訳・『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』プリーモ・レーヴィ・『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ…

隣国で行われている現在進行系の大虐殺/『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』清水ともみ

・『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』ヴィクトール・E・フランクル:霜山徳爾訳・『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』プリーモ・レーヴィ・『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ …

『実践「免疫革命」爪もみ療法』

読む順番。どちらも必読書。 『実践「免疫革命」爪もみ療法』福田稔 →『長生きは「唾液」で決まる! 「口」ストレッチで全身が健康になる』植田耕一郎

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『復讐の毒鼓』

ピッコマだと81話から有料になる。1話だけ無料チケットで読み、その後はCOMICOのレンタル券で読める。『10 TEN』も69話から有料で鼻白む。なぜウェブ上で漫画喫茶が不可能なのか? 漫画版のSpotifyが望まれる。

伏見威蕃

伏見威蕃はどちらかというと好きな訳者である。ところが、「自動化(オートマチック)、手順自動化(オートメーション)、自律(オートノミー)」を入力していると違和感を覚えた。「結び付いている」は「結びついている」の方がよい。昨今は読むスピードに…

ヒトの能力

ヒトの知的能力・身体的能力は戦争において最大限に発揮される。その模擬的行為こそがスポーツなのだろう。『無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争』を読みながら、ふと思った。

関連書

常歩(なみあし)本の後に『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!』藤本靖を挿入。素晴らしい閃きだ。 今読んでいる『実子誘拐ビジネスの闇』池田良子が良書。法律の陥穽に付け込んで、人権…

ロバート・B・パーカー

2冊ほど読み直す。びっくりするほど面白くない。キャラクターを描くのが巧みなだけで小説家としては二流だ。特に渡辺栄一郎訳は酷い。いくら何でも「あたし」はないだろう。

高齢者の事故の状況について

高齢者の事故の状況について-「人口動態調査」 - 消費者庁

文響社の失敗作

『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版』シェリー・ケーガン:柴田裕之〈しばた・やすし〉訳(文響社、2019年)/縮約版も出ている。A5判で733ページある。失敗作と書いたのは内容ではなく本の作りである。いい紙を使っているため、…

住信SBIネット銀行の提携銀行

住信SBIネット銀行の振替手数料無料が適用されるのは以下の銀行のみ。セブン銀行がなかった。

養老孟司の政治的スタンス

『脳が語る科学 養老孟司対談集』養老孟司〈ようろう・たけし〉(青土社、1999年)。冒頭は中沢新一との対談。養老が「新しい歴史教科書をつくる会」からの誘いを断った旨を語っている。両者ともに「教科書なんぞどうでもいい」という考え方が共通している。…

Eric R. Kandel、James H. Schwartz、Thomas M.Jessell、Steven A. Siegelbaum、A. J. Hudspeth編

『カンデル神経科学』エリック・R・カンデル、他:日本語版監修・金澤一郎〈かなざわ・いちろう〉、宮下保司〈みやした・やすし〉(メディカル・サイエンス・インターナショナル、2014年)/巻末索引を含めると1696ページある。版型はA4版変形か(210×280mm…

小山裕史

『新トレーニング革命 初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開』小山裕史〈こやま・やすし〉(新訂版、1994年/講談社、1991年)/かなり専門的な内容で1/3ほどで挫けた。自転車のペダリング~大転子ウォーキング~ケトルベルを実践してきた経験…

斎藤成也

『DNAから見た日本人』斎藤成也(ちくま新書、2005年)/間もなく読了。良書。教科書本。苗字や日本語まで取り上げている。確定の困難さがよくわかった。唯一の瑕疵は蒙古斑に触れていないところだ。有名な話だが中国の大半を占める漢人に蒙古斑はない。

『復讐の毒鼓』MEEN原作:BAKEDOO作画

韓国漫画。私はピッコマで読んだ。絵は個性があっていいのだが、陰惨ないじめシーンが多く、ストーリー展開が遅い。致命的なのはタイトルを「毒鼓(どっこ)」としていることで、正しくは「どっく」と読む。涅槃経に「毒鼓の縁」が説かれている。同じ韓国漫…

清水ともみ

清水ともみ著『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』と『命がけの証言』を必読書に。『私の身に――』はウェブ上でPDFファイルが公開されているが、これは是非とも買っていただきたい。清水ともみの創作を支援することが、ウイグル人を守ることに…