朗読

コミュニケーションの本質は「理解」にある/『自我の終焉 絶対自由への道』J・クリシュナムーティ

クリシュナムルティはアインシュタインに匹敵する コミュニケーションの本質は「理解」にある クリシュナムルティ「自我の終焉」 クリシュナムルティの三法印 原書は1954年に発行されている。ってことは昭和29年だ。「もはや戦後ではない」と経済白書の結び…

芝居っ気たっぷり、名文満載の傑作/『「絶対」の探求』バルザック

芝居っ気たっぷり、名文満載の傑作 過去と未来 群衆は一時にどっとあふれ出す異常な力のほうを好む 『絶対製造工場』カレル・チャペック どうしてこんなに面白いんだ? 200年も前に書かれた小説なのに(原書は1834年刊)。まったくもって信じ難い話である。…

私は闇だ/『千日の瑠璃』丸山健二(文藝春秋、1992年/文春文庫、1996年)

風 千日の瑠璃(上) 千日の瑠璃(下) (※上が単行本、下が文庫本)

比較が分断を生む/『学校への手紙』J・クリシュナムルティ

「人間は人間を利用し食いものにしてきた」の続き―― この手紙でクリシュナムルティは、分断された人間関係の様相を照射する―― 私たちは人間関係をバラバラに解体してしまっているので、人間関係は、ある特定の人物に対する関係、ある特定のグループに対する…

クリシュナムルティの人間宣言/『クリシュナムルティ・目覚めの時代』メアリー・ルティエンス

クリシュナムルティをニューエイジに貶めるべきではない クリシュナムルティの伝記三部作の第一作。翻訳は二作目の『クリシュナムルティ・革命の時代』(高橋重敏訳/めるくまーる、1988年)が先だったようだ。本書は「星の教団編」ともいうべき内容で神秘主…

あなたは人類全体に対して責任がある/『学校への手紙』J・クリシュナムルティ

世界各地を飛び回るクリシュナムルティが、インド・アメリカ・イギリスの各学校に宛てて書いたメッセージが収められている。1978年9月から1980年3月分。いずれも簡にして要を得た文章で、クリシュナムルティの思想を理解しやすいものにしている。いつもの挑…

めくるめく“物語の万華鏡”/『鳥 デュ・モーリア傑作集』ダフネ・デュ・モーリア

これは凄い。“物語の万華鏡”に陶酔させられることを請け合おう。一篇一篇が珠玉そのもの。いやあ溜め息しか出ない(笑)。とにかく楽しんでくれ、としか言いようがないね。 8篇で537ページから成っている。もうね、一人の作家が書いたとは思えないほどバラエ…

思考の終焉/『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー 2 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ

『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー クリシュナムルティの手帖より 1』J・クリシュナムルティ あらゆる蓄積は束縛である 意識は過去の過程である 思考の終焉 『生と覚醒のコメンタリー 3 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ 蓄積は不自由…

あらゆる蓄積は束縛である/『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー 2 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ

『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー クリシュナムルティの手帖より 1』J・クリシュナムルティ あらゆる蓄積は束縛である 意識は過去の過程である 思考の終焉 『生と覚醒のコメンタリー 3 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ 時間論 長い…

戦後教育に彗星の如く現れた生活綴方/『山びこ学校』無着成恭編

戦後教育に彗星の如く現れた生活綴方 ゲラゲラでんぐりかえるほど笑った 『遠い「山びこ」 無着成恭と教え子たちの四十年』佐野眞一 今月の課題図書。若き無着成恭が取り組んだ生活綴方の結晶である。児童達の作文はゆったりとした方言を交えながら、生活と…

ただひとりあること〜単独性と孤独性/『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー 1 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ

『真理の種子 クリシュナムルティ対話集 Truth And Actuality』 ただひとりあること〜単独性と孤独性 三人の敬虔なる利己主義者 僧侶、学者、運動家 本覚思想とは時間論 本覚思想とは時間的有限性の打破 一体化への願望 『生と覚醒のコメンタリー 2 クリシュ…

本当のスピードは見えない/『「勝負強い人間」になる52ヶ条 20年間勝ち続けた雀鬼がつかんだ、勝つための哲学』桜井章一

桜井章一は感性の人だ。ただし並みの感性ではない。麻雀の世界で20年間という長きに渡って敗れたことのない感性なのだ。これだけの期間において桜井の感性は磨き続けられてきたはずだ。そして、「勝つことに飽きた」桜井は第一線を退いた。 真理というものが…