書籍情報

増刷『ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ 影の支配者たちがアジアを狙う』宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉:橋本碩也〈はしもと・せきや〉監訳、河本佳世〈かわもと・かよ〉訳(ランダムハウス講談社、2009年)

一撃一冊

『ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く』ナオミ・クライン:幾島幸子、村上由見子(岩波書店、2011年)

中野剛志が紹介していた『ショック・ドクトリン』の日本語訳が刊行されていた。 本書は、アメリカの自由市場主義がどのように世界を支配したか、その神話を暴いている。ショック・ドクトリンとは、「惨事便乗型資本主義=大惨事につけこんで実施される過激な…

CDブック『光になった馬。 ―たったひとつの―』EPO(主婦の友社、2011年)

ミュージシャンEPOの創作童話「光になった馬。」を心温まる絵を添えて書籍化。俳優宮川雅彦氏による朗読と、EPOの名曲「たったひとつの」をセットにした心に響くCDブック。 「お話を探しています」。ラジオから聞こえてきた物語が東日本大震災で愛する子ども…

『文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」2011年8月号

東日本大震災による津波に直面した子供たちが、地震の瞬間や、津波を目の当たりにした時荷何を感じたのか。家族や親友を失った悲しみ、避難所の暮らし、そして今、何を支えにしているのかを綴ってくれた文集です。半分以上は直筆文章を原稿用紙のまま掲載し…

文庫化『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』M・スコット・ペック:森英明訳(草思社、1996年/草思社文庫、2011年)

世の中には平気で人を欺いて陥れる“邪悪な人間”がいる。そして、彼らには罪悪感というものがない―精神科医でカウンセラーを務める著者が診察室で出会った、虚偽に満ちた邪悪な心をもつ人たちとの会話を再現し、その巧妙な自己正当化のための嘘の手口と強烈な…

『神話と伝統を超えて 2 DVDで見るクリシュナムルティの教え』J・クリシュナムルティ:白川霞監修、大野純一訳(彩雲出版、2011年)

『夜にはずっと深い夜を』鳥居みゆき(幻冬舎、2009年)

独特な不条理世界を演じるコントで異彩を放つお笑い芸人、鳥居みゆきがはじめて書き下ろす不幸な女たちの狂気の叫び。本書に登場するのは、過剰な愛情、コンプレックス、欲望を抱えた女たち。「きたないものがきらいなきれいなお母さん」「真夜中のひとりご…

文庫化『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』上杉隆(新潮社、2007年/幻冬舎文庫、2011年)

日本では首相が変わる度にガバナンス能力の低下が加速している。1年で首相が辞める――。繰り返される異常事態の原型は、順風満帆のスタートを切りながら官邸に巣くう魔物を知らず、権力闘争に敗れた07年の安倍政権崩壊にある。権力の凄まじい内幕に正面から対…

『異常な契約 TPPの仮面を剥ぐ』ジェーン・ケルシー:環太平洋経済問題研究会、農林中金総合研究所訳(農山漁村文化協会、2011年)

オークランド大学教授ジェーン・ケルシー氏による『No Ordinary Deal』の邦訳 動植物検疫食品安全、政府調達、知的所有権、サービス、金融、投資、労働などTPP交渉の対象分野そのものに加え、安全保障、アグリビジネス農村生活、温室効果ガス排出や地球温暖…

『聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記』A・J・ジェイコブズ:阪田由美子訳(阪急コミュニケーションズ、2011年)

現代のニューヨークで「聖書の教え」を“文字通り”実践してみたら…… 突飛な試みを1年間実践してみた非宗教的ユダヤ人の爆笑(?)体験日記。 聖書の本当の意味を捜し求めるため、可能なかぎり聖書の言葉どおりに1年間暮らしてみた「不可知論者」の日記。モー…

『乱脈経理 創価学会 vs. 国税庁の暗闘ドキュメント』矢野絢也〈やの・じゅんや〉(講談社、2011年)

池田創価学会が震え上がった国税との攻防。91年から密かに始まった国税当局による創価学会への税務調査。私は現職国会議員として国税工作を命じられた。当時はまったく報じられなかった舞台裏を再現する。

『誤解された仏教』秋月龍ミン(講談社学術文庫、2006年/柏樹社、1993年『誤解だらけの仏教 「新大乗運動」の一環として』改題)

インドに発した仏教は、長い時間をかけてわが国へと到達したが、伝播の道筋で土着の思想と習合し、本来の思想から大きく変容した。この結果、「死者儀礼」「死者に対する〈仏〉という呼称」「霊魂の存在」など、現代に通じる誤った仏教理解が生じる。こうし…

『インテリジェンス人生相談 復興編』佐藤優(扶桑社、2011年)

相談者「妻が放射能に怯えて沖縄に逃げました……」 佐藤優「私は東京にとどまるが、他人に強要はしない」 相談者「放射能汚染にまつわる差別が悲しすぎる」 佐藤優「差別を克服する活動は真に愛国的だ」 相談者「熟女とのSEXの意義をどう考えますか?」 佐藤…

『最後の黒幕 朝堂院大覚 昭和、平成事件簿』大下英治(竹書房、2011年)

児玉誉士夫、小佐野賢治、中曽根康弘と対峙した「殖産住宅事件」。師と仰ぐ後藤田正晴を守りぬいた「特捜検察との攻防」。盟友・石原慎太郎とともに立ち上がった「尖閣列島問題」。金丸信と組んだ「ニカラグア運河計画」。あらぬ汚名を着せられた「オウム事…

『激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ 10円缶コーヒーでもなぜ利益が出せるのか?』坂口孝則(徳間書店、2009年)

マクドナルドは100円マックでもなぜ最高益を出せるのか? 300円弁当は本当に儲かっているのか? 買い物のポイント制は本当にお得なのか? 最高益のディズニーランドは何で儲けているのか? 客のいないスナックがつぶれない理由は? など、身近な商品やサービ…

『なぜ人は砂漠で溺死するのか?』 高木徹也(メディアファクトリー新書、2010年)

意外な「死因」と予想外の「場所」で、多くの人が死んでいる! 砂漠を行く人は、かつて鉄砲水が通った踏み締めやすい溝を選んで歩く。運悪く集中豪雨が降ると鉄砲水が再びそこを襲い、人は砂漠にいながら溺死する……こんなふうに「意外な場所」にいて「意外な…

『チベット密教』ツルティム・ケサン、正木晃(ちくま学芸文庫、2008年)

インド仏教の本流を汲むチベット密教は、解説への手段として、長らくタブー視されていた「性」まで取り込んだため、興味本位による憶測と恣意的な解釈が先行し、正確な教義や修行法が一般に伝えられることは不幸にして少なかった。しかし、その教えは今日、…

『権力 VS 調査報道』高田昌幸、小黒純(旬報社、2011年)

権力 VS 調査報道 大阪地検検事フロッピー改ざん事件、リクルート事件……。日本を揺るがしたスクープはどううまれたのか! 地道で、地味な取材の積み重ねが「権力の壁」を打ち破る! 新聞記者がスクープの舞台裏をはじめて語る迫真のドキュメンタリー。 「原…

文庫化『女盗賊プーラン』プーラン・デヴィ/武者圭子訳(草思社文庫、2011年)

インドの極貧の村に低カーストとして生まれ、わずか11歳で30過ぎのやもめと結婚させられた少女プーラン。虐待の末に婚家を追われた彼女を待ち受けていたのは、村八分、白昼のレイプ、盗みの濡れ衣と投獄など虐待と屈辱の日々だった。そんなある日、彼女の命…

『読んで500万円得する本』別冊宝島(宝島社、2011年)

預金、保険、ケータイ料金で得する方法から、マイル&ポイントの最新活用術、旅行やショッピングでいかに得ができるかを追求した裏ワザ300を紹介します。例えば年末年始の海外旅行では、日本で航空券を購入すると15万、20万円は当たり前。しかし、ネットを使…

『インディアス史(全7冊)』ラス・カサス/石原保徳編、長南実訳(岩波文庫、2009年)

16世紀中葉、スペイン人キリスト教徒が書き遺した類まれな世界史記述。コロンブスが記した「航海日誌」を読み解きながら、「発見」された民の人間的資質を浮彫りにし、同時に、彼らを裏切りその地を壊滅させてゆく「毒草の種」を導入した彼の責任を追及する…

ラス・カサス関連

『神話と伝統を超えて 1 DVDで見るクリシュナムルティの教え』ジッドゥ・クリシュナムルティ/白川霞監修、大野純一訳(彩雲出版、2011年)

講話・対談の全記録から選りすぐった珠玉の言葉と映像。これを見ずして真理は語れない。クリシュナムルティの教えの集大成。

厳選120冊

厳選120冊 取り敢えず完成。随時更新してゆく予定である。

『退屈読本』佐藤春夫(冨山房百科文庫、1978年)

文人・佐藤春夫の「一代の名著」としてほまれ高いエッセイ集。大正期ほぼ10年間の創作以外の文章をすべて収める。形式、主題ともに多様な、滋味に富み、諧謔あふれる全102篇を、いま、初版の排列そのままに上下両巻に分ち、内46篇を本書とする。(解題・丸谷…

『宮城県気仙沼発! ファイト新聞』ファイト新聞社(河出書房新社、2011年)

初代編集長の吉田理沙さん(8歳)を筆頭に、小学生8名、中学生3名、高校生1名の12名が部員。当初4人で発足後、避難所の子どもたちが名乗りを挙げて現在に至る。4月中旬の学校開始後は隔日等で刊行を続けている。(※100円が日本赤十字社を通じて被災地に寄付…

『日本警語史』伊藤銀月(講談社学術文庫、1898年)

日本警語史 警語とは何ぞや……。一言にして十百の寓意を含み、半句にして千万の諷刺を蓄え、これに接すれば、底知れぬ深淵に臨むが如く、凄く恐ろしく、戦慄を禁ずる能わざる熟語、正語、豪語、痛語の数々。万朝報記者を振り出しに、小説や評論など多方面に独…

『フィデル・カストロ みずから語る革命家人生』イグナシオ・ラモネ/伊高浩昭訳(岩波書店、2011年)

「歴史は私に無罪を証明するだろう」。革命家の誕生から、ゲバラとの運命的邂逅、キューバ革命の勝利、今日に至るアメリカとの長い苦闘の時代まで、歴史に残る貴重な発言を満載。国際政治の舞台に残る最後の〈聖なる怪物〉が、著名ジャーナリストとの100時間…

文庫化『禅とオートバイ修理技術』ロバート・M・パーシグ/五十嵐美克訳(ハヤカワ文庫、2008年)

かつて大学講師であった著者は失われた記憶を求め、心を閉ざす息子とともに大陸横断の旅へと繰り出す。道中自らのために行なう思考の「講義」もまた、バイクの修理に端を発して、禅の教えからギリシャ哲学まであらゆる思想体系に挑みつつ、以前彼が探求して…

『ツヴァイク全集 17 権力とたたかう良心』シュテファン・ツヴァイク/ 高杉一郎訳(みすず書房、1973年)

権力とたたかう良心