物語

中国・江西省の女性、占星術信じて孫殺害

中国江西(Jiangxi)省南昌(Nanchang)に住む女性が、生後3か月の孫を井戸に放り込んで殺害した。占星術で、この孫が家族に破滅をもたらすと予言されたことが殺害の動機だという。江西省の国営メディアが11日に伝えた。 同メディアによると、女性は、息子の…

ルワンダの歴史

ルワンダの歴史は危険なものである。すべての歴史がそうであるように、ルワンダ史は権力をめぐる争いの連続であり、そして権力とは自分の物語を他者の現実に押しつける能力でもある――たとえ物語が、しばしば、その血で書かれたものであったとしても。 【『ジ…

体験は真実か?/『自己の変容 クリシュナムルティ対話録』クリシュナムルティ

『最後の日記』J・クリシュナムルティ 体験は真実か? 『英知の教育』J・クリシュナムルティ 「計画停電だと? ふざけんじゃねーよ!」と声を大に叫んだところで、パソコンは立ち上がらないし、トイレの水も流れない(集合住宅のため水道ポンプも動かず)。…

人を許すってどういうことですか?

はてな匿名ダイアリー 絶対に許してはいけない。許せば、過去のいじめが正当化されるためだ。経済的視点で考えてみよう。いじめと謝罪の需給関係が成立するなら、先に謝罪すれば後でいじめてもいいことになってしまう。何にも増して致命的なのは、許すことで…

ヒトは「代理」を創案する動物=シンボルの発生

『唯脳論』養老孟司 霊界は「もちろんある」 夢は脳による創作 神は頭の中にいる 宗教の役割は脳機能の統合 アナロジーは死の象徴化から始まった ヒトは「代理」を創案する動物=シンボルの発生 自我と反応に関する覚え書き 抽象とはなにか。それは頭の中の…

過度な偶像化

一瞬の出来事が、人を永遠に変えることがある。 それでもリンカーン・ライムは信じている。そういった出来事を過度に偶像化すると、その出来事にいよいよ力を与えることになる。悪を勝たせることにつながる。 【『ウォッチメイカー』ジェフリー・ディーヴァ…

キリシタン4000人の殉教/『殉教 日本人は何を信仰したか』山本博文

『「私たちの世界」がキリスト教になったとき コンスタンティヌスという男』ポール・ヴェーヌ キリシタン4000人の殉教 殉教とは 『青い空』海老沢泰久 イエズス会のフランシスコ・ザビエルによってキリスト教が日本に伝えられたのは1549年のこと。「以後よく…

アナロジーは死の象徴化から始まった/『カミとヒトの解剖学』養老孟司

『唯脳論』養老孟司 霊界は「もちろんある」 夢は脳による創作 神は頭の中にいる 宗教の役割は脳機能の統合 アナロジーは死の象徴化から始まった ヒトは「代理」を創案する動物=シンボルの発生 自我と反応に関する覚え書き 『完全教祖マニュアル』架神恭介…

現代心理学が垂れ流す害毒/『続 ものぐさ精神分析』岸田秀

唯幻論の衝撃/『ものぐさ精神分析』岸田秀 現代心理学が垂れ流す害毒 文明とは病気である 貧困な性行為 ヨーロッパの拡張主義・膨張運動 唯脳論宣言/『唯脳論』養老孟司 『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡』ジュリアン・ジェインズ 『ユーザーイリュー…

唯幻論の衝撃/『ものぐさ精神分析』岸田秀

宗教とは何か? 唯幻論の衝撃 吉田松陰の小児的な自己中心性 明治政府そのものが外的自己と内的自己との妥協の産物 軍部が強制的に国民を戦争に引きずりこんだというのは誤り 現代心理学が垂れ流す害毒/『続 ものぐさ精神分析』岸田秀 『神々の沈黙 意識の…

柳田國男著『山の人生』について/『小林秀雄全作品 26 信ずることと知ること』

『小林秀雄全作品 25 人間の建設』小林秀雄 超能力に対する態度 柳田國男著『山の人生』について 聴覚を失ったベートーヴェンに何が聴こえていたのか 生演奏の音は「感受される質」 『学生との対話』小林秀雄:国民文化研究会・新潮社編 本書の白眉は、柳田…

「理想的年代記」は物語を紡げない/『物語の哲学 柳田國男と歴史の発見』野家啓一

今年、最大の収穫。脳内のシナプスがバチバチと火花を散らしながら、次々と新しい回路を形成した。 私は20年ほど前から大乗仏教の成立について様々な疑問を抱いていた。最大の疑問は膨大な経典のいずれもが「無署名」であることだった。しかも、それらが「ブ…

夢は脳による創作/『カミとヒトの解剖学』養老孟司

『唯脳論』養老孟司 霊界は「もちろんある」 夢は脳による創作 神は頭の中にいる 宗教の役割は脳機能の統合 アナロジーは死の象徴化から始まった ヒトは「代理」を創案する動物=シンボルの発生 自我と反応に関する覚え書き 脳が賑やかだ。もちろん私の脳で…

『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』上杉隆

「人間は物語に生きる動物である」――昨年以来、私はこう考えるに至った。思想とは物語を紡ぎ出す源泉であり、その究極が「宗教」だと思う。 前評判の高かった本書だが、一読して圧倒された。とにかく、「物語を編む力」が凄い。この作品は間違いなく、10年、…