2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ここに6人の重篤な精神分裂病者がいる。“死”にとりまかれた彼らの狂気を診るにつけ、その病の本質がみえてくる。“死者”を死者たらしめることができないとき、人は狂気の淵をのぞきこむ。翻って、私たちの生は、無量無数の死者たちに支えられ、歴史として構造…
重篤な分裂病者の言葉に徹底的に耳を傾け、その世界に身を投じ、自らを変容させ、その変容を論理的に記述、分析、哲学的考察を加えることで、初めて立ち現れてくる分裂病者の世界。私たちが抱く「分裂病」の一般的イメージを根底より破壊する衝撃の一冊。
私はサッカーをまったく観ない。多分、日本代表がワールドカップの決勝戦に進出したとしても観ることはないだろう。そんな私が本書を開くや否や、一気に引きずり込まれ、貪(むさぼ)るように読んだ。 彼等は紛争という大地に立っていた。彼等は人種差別とい…
Wikipedia アンナ・ポリトコフスカヤ情報 アンナ・ポリトコフスカヤが死んだ アンナ・ポリトコフスカヤの勇気ある生涯 ロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺される プーチン大統領は、アンナ・ポリトコフスカヤ氏の殺害を非難しなくては…
私は今年で40歳になったが、人生とは何だ? と聞かれたら、多分こう答えるだろう。 「ままにならないのが人生だ」 笑いたい人は笑えばいい。私は40歳になっても、いまだに“人生とは何か”などということを、こういう表現でしか答えようがない。 しかし、“まま…
たとえば、「ゲーデルの不完全性定理」といいますが、これは正確にいえば、「ゲーデルによって証明された、ペアノの算術公理系を含む無矛盾な形式的体系――簡単にいえば、算術を含む無矛盾な体系――に関する不完全性定理」のことです。なんに関するというとこ…
アメリカの同時多発テロ事件はなぜ起こったのか? ひとりの青年がなぜ歴史を背負わなければならなかったのか? 諸外国の干渉、民族間の対立抗争を超えて、祖国統一のため闘う英雄マスード。その卓越した指導力と測り知れない人間的魅力を、ゲリラの根拠地に…
「パレスチナ」を「アラブ」に変更した。
・『アラブ、祈りとしての文学』岡真理 ・暴力が破壊するもの 1 ・暴力が破壊するもの 2 ・暴力が破壊するもの 3・必読書リスト その二 「私」とシャウキーは、往診のためアッバースのもとを訪れる。アッバースの夫人に病状を確認している最中、奥の部屋から…
――(週刊誌の報道は)すべて間違いなのか。 「全く身に覚えない。(係争中の女性と)面識はあるが、交際は全くありえない。そういう話は裁判でやるしかない」 【産経ニュース 2009-07-28】 中田関連のファイルを発見。トップページはないようだ。 http://www…
結論からいうと誤用である。 「汚名を挽回する」という表現は間違いでしょうか 誤字等の館 アンサイクロペディア コトバンク ニコニコ大百科
数々の事件を手掛けた伝説の特捜エース検事は、なぜ闇社会の代理人となったのか。極貧の幼少時代から、弁護士転身後に親交を深めた安倍晋太郎ら政治家との秘話、裏社会に広がる黒い人脈、7億円のヘリコプターや豪華マンションを棟ごと購入したバブル時代の享…
アラブ世界のイスラム教徒の手によるエッセー、小説、旅行記、ならびに映画を分析し、広く共有される他者のイメージがどのようなものであるかを紹介する。さらにアメリカに代表される他者批判が、実際にはその多くが自己批判的な性格を持つものであること、…
イスラエルの人権団体が100台のビデオカメラをパレスチナ人に渡し、日常生活を撮影してもらった。
死の扉の彼方 天国か地獄かは運次第
・暴力が破壊するもの 1 ・暴力が破壊するもの 2 ・暴力が破壊するもの 3・必読書リスト その二 前回は登場人物のシャウキーを紹介した。今回はアッバースを取り上げる。実は彼こそが「黒い警官」だった―― このアッバース・マフムード・アルザンファリーなる…
警察庁は27日、今年1〜6月に全国で自殺した人は1万7076人(暫定値)に上り、昨年同期より768人増えたと発表した。 今年に入って6か月連続で昨年同期を上回っており、年間の自殺者が過去最悪だった2003年(3万4427人)に迫るペースとなっている。景気の落ち込…
かように、新聞というものは、専門的な分野について触れたが最後、実にあっさりと馬脚をあらわしてしまうことになっている。彼らの体には馬の脚がついている。で、顔にはヤジ馬の眼と、ロバの耳がついていて、頭の中には、古新聞が詰まっている。 【『安全太…
在宅におけるALS以外の療養患者・障害者に対するたんの吸引の取り扱いについて【PDF】 ホームヘルパーの痰吸引について ヘルパーにも痰の吸引を認める、厚労省が通知 ALS患者以外にもヘルパーの痰の吸引拡大 ヘルパーの痰吸引を解禁:公明党
・暴力が破壊するもの 1 ・暴力が破壊するもの 2 ・暴力が破壊するもの 3・必読書リスト その二 暴力を振るう側と振るわれる側との関係、暴力の様相、暴力の意味、暴力の影響、そして暴力の成れの果て……。この小説の主人公は暴力である。 広河隆一著『パレス…
1冊挫折、2冊読了。 挫折42『野火』大岡昇平(創元社、1952年/新潮文庫、1954年)/『石原吉郎詩文集』で紹介されていた一冊。文体が肌に合わなかった。50ページほどで挫ける。旅人さん、すんません。 88冊目『東京電力 帝国の暗黒』恩田勝亘〈おんだ・かつ…
妻の頭を帽子とまちがえてかぶろうとする音楽家、からだの感覚を失って姿勢が保てなくなってしまった若い母親、オルゴールのように懐かしい音楽が聞こえ続ける老婦人――脳神経科医のサックス博士が出会った奇妙でふしぎな症状を抱える患者たちは、その障害に…
もしある日人類が忽然と消えたら、地球には一体何が起きるのだろう。地上を覆う人工物、自然、生命がたどる運命は?私たちが環境に与えてきたダメージはどう癒えるのか? そしてこの星が消滅した後も宇宙を漂い続ける、人類最後の痕跡とは? 世界をまたにかけ…
『コンタクト』などの科学啓蒙書で著名なカール・セーガンはその生前最後の著作として、現代の反科学、ニセ科学、反知性的な動きに鋭く警鐘を鳴らす本書をあえて選んだ。それはなぜか。セーガンはこう論ずる――科学的な考え方はわれわれの方法論のなかでベス…
私は若者言葉に嫌悪感を覚える者の一人だ。ニュアンスを強調した稚拙な省略形に違和感を覚えてならない。思考は言葉で織りなされる。つまり、言葉が思考を支配しているといってもよい。その言葉が崩れる時、思考も安易になってゆくことだろう。 正確な言葉は…
1冊読了。 87冊目『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』河邑厚徳〈かわむら・あつのり〉、グループ現代(NHK出版、2000年)/ これは本物。苫米地英人著『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』(ビジネス社、2008年)を「マ…
Wikipedia シルビオ・ゲゼル研究室 ゲゼル研究会 Miguelの雑学広場 忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル シルビオ・ゲゼル関連書
政治家の世襲が問題視されている。今までの批判とは異なっていて与野党内からも大きな声が上がっている。な、な、なんと、“世襲の権化”ともいうべき鳩山邦夫総務相(当時)まで叫んだ―― 政界の名門、鳩山家4代目の鳩山邦夫総務相は24日の記者会見で民主党の…
KIOSKの綴りを日本語読みして「キオスク」と表記する場合があるが、この場合は鉄道弘済会の「キヨスク」以外の業者による店舗を含めた駅売店の総称としての意味合いを込めることが多い。 【Wikipedia】