古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Dan Osman

伝説のロッククライマー。ノーロープだってさ。バンジージャンプで1998年に死亡した。

Win高速化 XP+

確かに速くなった。設定変更が容易で、初心者にもわかりやすい。 Win高速化 XP+

「リーダー」になりたいやつなんかに投票したくない

オダジマンは脂(あぶら)が乗ってきたねえ。 小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句

「国会議員に頼まれた」厚労省元部長が供述…郵便不正

郵便不正を巡り、厚生労働省係長が自称障害者団体「凛(りん)の会」(解散)に対し偽の証明書類を作成したとされる事件で、係長の上司だった元障害保健福祉部長(57)(退職)が大阪地検特捜部の任意聴取に、「2004年2月頃、国会議員から凛の会への対応を電話…

大恐慌が第二次世界大戦を惹き起こした/『「1929年大恐慌」の謎 経済学の大家たちは、なぜ解明できなかったのか』関岡正弘

確かな視点で1929年のアメリカ発大恐慌の原因を解こうとした労作。硬質な教科書本。本書は元々、ダイヤモンド社から1989年に刊行されたもの。PHPが復刊させた。大英断。文庫ではなくハードカバーにしたのも正解だ。末永く読まれるべき作品である。 初版はバ…

「オリオンのように」小比類巻かほる

小比類巻かほるにしては地味だが、一番好きなナンバー。 http://www.youtube.com/watch?v=POKreUYELxs 小比類巻かほる silent

視覚は高尚な感覚/『ゲーテ格言集』ゲーテ

5月11日に父が倒れた。そして、22日に逝ってしまった。短気な性分だったので長く入院することを嫌ったのかもしれない。 父が倒れたのは脳幹出血によるもので、直後に意識不明となった。数日後、左手・両足などに不随意運動が見られたが、意識が戻ることはな…

『「大恐慌型」不況』侘美光彦(講談社、1998年)

今、日本は大恐慌への第1段階を越えた。平成不況は単なる不況ではない。1929年ニューヨーク発「世界大恐慌」と同じ道を進んでいる。恐慌研究の世界的権威が、この異常現象と恐慌になったら何が起こるかを明らかにした。 〔主な内容〕 大恐慌の原因と引き起こ…

「長嶋茂雄っぽい感じ」とプラトンのイデア論/『脳と仮想』茂木健一郎

これは面白かった。小林秀雄の講演「信ずることと考えること」が取り上げられていることを知り、一も二もなく取り寄せた。流麗な文章で実に見事な解説をしている。 しかし、である。読んでいる時には気づかなかったのだが、いくつかのテキストを入力したとこ…

一人セッション

これは凄い。maruさん同様、「神」になりそうな予感。ラストの映像も芸が細かくて独特のセンスが窺える。

「エトピリカ」葉加瀬太郎

5月22日、父が逝去。山口絵理子を紹介したこともあって、この曲が頭から離れない。本日帰京。

苫米地英人

1冊読了。 65冊目『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人(ビジネス社、2008年)/こりゃ凄い。私の褒め言葉は上位から、「経典本」「教科書本」「参考書本」といった具合だが、本書は経典本(きょうてんぼん)といってよ…

山口絵理子

本当にいい顔をしている。そして言葉に嘘がない。命がきれいな女性だ。 マザーハウス 山口絵理子ブログ

太田竜氏が死去=評論、社会運動家

評論家で社会運動家の太田竜(おおた・りゅう、本名栗原登一=くりはら・とういち=)氏が19日午前5時30分、腹膜炎のため東京都豊島区の病院で死去した。78歳だった。樺太出身。葬儀は行わず、後日お別れの会を開く。喪主は妻栗原千鶴子(ちづこ)さん。 日…

海老沢泰久著『青い空』が文庫化

江戸時代、キリシタンは改宗しても幕府の監視下にあった。幕末に生きる主人公・宇源太も五代前の祖先が信者だったため、監視を受け、苛酷な生活を強いられていた。友人が殺されその敵討ちを果たした宇源太は、村を出て江戸へ向う。江戸で剣術を学び、尊敬で…

運とは流れ/『運に選ばれる人 選ばれない人』桜井章一

運命なんぞにはとんと興味のない私だが、20年間無敗の雀鬼が語る「運」には耳を傾けざるを得ない何かがある。「運」というよりは「流れ」であり、「変化」を敏感に感じ取り、つかまえることが大切であると桜井章一は説いている―― 運命を変えるには単に信念を…

吉田洋一、ゲーテ、小林秀雄、関岡正弘

1冊挫折、3冊読了。 挫折29『零の発見 数学の生い立ち』吉田洋一(岩波新書、1939年)/札幌へ行く際、携えていった。文章が読みにくい上、展開が遅い。98ページで挫ける。50ページまでは面白かった。 62冊目『ゲーテ格言集』ゲーテ/高橋健二編訳(新潮文庫…

旅は結婚に似ている。コントロールしようというのが間違いのもとなのだ。 【『チャーリーとの旅』ジョン・スタインベック/竹内真訳(ポプラ社、2007年/大前正臣訳、弘文堂、1964年)】

米沢ワイン(直江兼続ラベル)白

少し甘めだが、口当たりがよく後味が爽やか。嘘のない味だ。真面目、誠実、堅実といった印象を受ける。アルコールよりも果実の味が勝っている。労働の対価として、大地の実りがご褒美をくれたような気にさせられる。つまり、毎日飲むのに相応しいワインだ。 …

「ネグレスコ・ホテル」BORO

曲は井上大輔。 BORO

ラマヌジャン

「神についての思索を表現しない方程式は僕にとっては無価値である」 【『無限の天才 夭逝の数学者・ラマヌジャン』ロバート・カニーゲル/田中靖夫訳(工作舎、1994年)】

パレスチナ人の叫び声が轟き渡る/『ハイファに戻って/太陽の男たち』ガッサーン・カナファーニー

・パレスチナ人の叫び声が轟き渡る・必読書リスト その二 ガッサーン・カナファーニーは現代アラブ文学を代表する作家の一人。そして彼はパレスチナ解放人民戦線のスポークスマンでもあった。イスラエル建国に伴って12歳の時に難民となり、二十歳(はたち)…

「大阪市選管」の呆れた高額報酬

月刊『FACTA』 2009年5月号

Chakuwiki

恥ずかしながら、先ほど初めて知った。こりゃ面白い。いわゆる街ネタ。 Chakuwiki

NHK放送文化研究所

ことば

「ずっと遠くで」上田正樹

強く生きよと母の声、死ねと教えし父の顔

強く生きよと母の声、死ねと教えし父の顔、何のあてなき人生なり。 【ジャズ喫茶「ジャズ・ビレッジ」の壁に書かれていた言葉。ビートたけしの「死んだ犬」という曲の歌詞にも引用されている】

宇宙定数はアインシュタインの生涯最大の過ち/『エレガントな宇宙 超ひも理論がすべてを解明する』ブライアン・グリーン

猿も木から落ちるという話。アインシュタインは26歳の時に特殊相対性理論を発表した。次いで10年後には一般相対性理論に辿り着いた。 そして、アインシュタインは「宇宙定数」を導入して一般相対性理論を修正した。これが後にアインシュタインをして「生涯最…

山本譲司著『累犯障害者 獄の中の不条理』が文庫化

刑務所だけが、安住の地だった――。何度も服役を繰り返す老年の下関駅放火犯。家族のほとんどが障害者だった、浅草通り魔殺人の犯人。悪びれもせず売春を繰り返す知的障害女性たち。仲間内で犯罪組織を作るろうあ者たちのコミュニティ。彼らはなぜ罪を重ねる…

男は再び走り出した/『汝ふたたび故郷へ帰れず』飯嶋和一

・男は再び走り出した ・飯島和一作品の外情報 ・イエロージャーナリズム・『雷電本紀』飯嶋和一 ・『神無き月十番目の夜』飯嶋和一 ・『始祖鳥記』飯嶋和一 ・『黄金旅風』飯嶋和一 ・『出星前夜』飯嶋和一 ・『狗賓童子(ぐひんどうじ)の島』飯嶋和一 ボ…