古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

トルーマン・カポーティが生まれた日

今日はトルーマン・カポーティが生まれた日(1924年)。17歳で「ニューヨーカー」誌のスタッフになる。19歳で『ミリアム』でオー・ヘンリー賞を受賞し、「恐るべき子供」と評される。1966年に発表した『冷血』でノンフィクション・ノベルという新たなジャン…

J・K・ローリングのスピーチ(ハーバード大学卒業式)

過去の失敗から這い上がり、強く、賢くなったのだと知ったとき、人は自分の生きる力を信じることができます。自分自身や友達との関係が逆境によって試されて初めて、人はそれらを本当に理解することができます。そのような知恵こそが(失敗がくれた)プレゼ…

西洋オカルトの源流はカバラとグノーシス思想にある

・西洋オカルトの源流はカバラとグノーシス思想にある・ヴェーダとグノーシス主義 カバラとグノーシス思想。この2つこそが、魔術師や錬金術師などのオカルティスト(あるいは、それらを名乗る詐欺師たちにとっても)、最も大事なものであり、すべての西洋オ…

「On Fire」ミシェル・カミロ

これぞ、クール。ミシェル・カミロはラテン・ジャズの巨匠。

『生のアート』津田広志(れんが書房新社、1994年)

生のアート クリシュナムルティ、ホスピス、シュタイナー、解放の神学。日常のなかに潜む非合理と合理、聖と俗、神秘と社会の境界を走破する未知の実践が今、問われている。現場で活躍する実践者のスリリングな言葉と、その現代的意味を探る渾身の論考が脱=…

『崩壊前夜 日本の危機』森田実(日本文芸社、2008年)

2005年の5月頃のことでした。アメリカのウォール街から帰ってきた人に聞いたのですが、アメリカの保険業界が多額の政治献金を集めて、共和党系の大広告会社に日本での広告プロジェクトを依頼したと。その巨大広告メディアが日本の独占的巨大広告会社の電通に…

ウィルコム:HYBRID W-ZERO3

「Windows Mobile 6.5」搭載の新スタイルテンキースマートフォン「HYBRID W-ZERO3」が登場

エンリコ・フェルミが生まれた日

今日はエンリコ・フェルミが生まれた日(1901年)。伊ローマ出身の物理学者。統計力学、核物理学および量子力学の分野で顕著な業績を残す。ストックホルムでノーベル賞を受け取り、そのままアメリカに亡命。米国の原子爆弾開発プロジェクトであるマンハッタ…

カフカはコガラスの意味

「カフカ」はチェコ語で「コガラス」の意味。体の小さなカラスである。そのためカフカ商会は、小枝にとまったコガラスを商標にしていた。 【『となりのカフカ』池内紀〈いけうち・おさむ〉(光文社新書、2004年)】

『仏教と西洋の出会い』フレデリック・ルノワール/今枝由郎、富樫瓔子訳(トランスビュー、2010年)

仏教は、近代科学と両立可能な唯一の宗教である。 ──アルバート・アインシュタイン ブッダは実際には哲学を提唱しているのではない。彼は人間に挑戦状を突きつけているのだ。 ──カール=グスタフ・ユング 仏教と西洋の出会いは、20世紀のもっとも有意義な出…

ホームレス化する女性帰還兵

イラク戦争

「特捜強化と全面可視化を」佐藤優

毎日新聞 2010-09-29

プーラン・デヴィ

1冊読了。 118冊目『女盗賊プーラン(上巻)』プーラン・デヴィ/武者圭子〈むしゃ・けいこ〉訳(草思社、1997年)/10月の課題図書。刊行されてから10年以上経つがいまだ文庫にならず。尚、プーランは読み書きができない。ガンディーが標榜した非暴力の裏で…

「ドラゴンクエストIX(ドラクエIX)」maru

久々のmaruさん動画。私はゲームの類いを全くやらないが、maruさんの演奏なら聴くよ♪ maru

孔子が生まれた日

今日は孔子が生まれた日(紀元前551年)。儒家の始祖は身長216cmの巨人だった。K-1ファイターのチェ・ホンマンとほぼ同じ大きさ。人生の大部分を無冠の一学者として過ごす。「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」「過ち…

悪は目立たず

・『メンデ 奴隷にされた少女』メンデ・ナーゼル、ダミアン・ルイス ・幼児虐待という所業 ・悪は目立たず・『3歳で、ぼくは路上に捨てられた』ティム・ゲナール 悪は目立たず、 いつも人間の姿をして、 わたしたちとともに眠り、 同じ食卓を囲む ──W・H・オ…

インセンティブ=奨励策

インセンティブ(incentive)とは、「動機づけ」とか「誘因」と訳されることが多い。「奨励策」と訳されることもある。インセンティブとは、ある主体から特定の行動を引き出すためのエサ(あるいは罰則)や、そのエサが与えられる仕組みを指す。個人がある行…

自殺遺族に家主「借り手ない」と1億賠償請求も

自殺者が12年連続で3万人を超すなか、「室内で自殺され賃貸住宅の借り手がない」などとして、遺族が家主や不動産会社から過大な損害賠償を請求されるケースが後を絶たない。 不当な請求から遺族を保護しようと、全国自死遺族連絡会(仙台市・田中幸子代表)…

日本が、中国等に輸出禁止「出来る」資源

オルタナティブ通信

トウ小平の尖閣「棚上げ」論

1978年、「日中平和条約」交渉のとき、これを主導したトウ小平は尖閣列島問題では「いまやりあわないのが利口だと思う。我々世代は知恵が足りない。次の世代の人は頭がいいからみんなが受け入れられる方法を探すだろう。そうしてからこれを解決しよう」とい…

スピヴァクの批判

スピヴァクの批判は、ミシェル・フーコー(Michel Foucault,1926−1984)やドゥルーズ(Gilles Deleuze,1925−1995)といった現代フランスを代表するポスト構造主義の思想家たちにむけられております。それは、彼ら西洋の知識人がいわば、サバルタン的な状況…

キルギスにいまだ残る風習、「誘拐婚」

http://www.youtube.com/watch?v=gsz0I3z_nRo

マニュアル化できない知識、技術

口伝、秘伝の意味がよくわかる。 龍樹、世親は『法華経』の本質をつかんでいない/『蓮と法華経 その精神と形成史を語る』松山俊太郎

『近代科学の源流』伊東俊太郎(中公文庫、2007年)

近代西欧科学は17世紀に突如生まれたものではなく、さまざまな面でそれ以前の中世に深く根を下ろしていた。本書では、ラテン世界とアラビア世界に亘り4〜14世紀の忘れられた千年の中世科学の空隙を解明する。科学史の碩学が史実を巨視・微視的に捉え、多くの…

『思想史のなかの科学』伊東俊太郎、村上陽一郎、広重徹(平凡社ライブラリー、2002年)

科学の思想そのものが問われ、科学と社会の関係、科学の文明における位置が問題とされている現在、古代から現代に至る科学の発達を簡便な通史としてまとめた入門書の決定版。再刊。

イエズス会がローマ教皇パウルス3世から修道会として正式に認可された日

今日はイエズス会がローマ教皇パウルス3世から修道会として正式に認可された日(1540年)。1534年に7名で結成。宗教改革以降、イエズス会員は「教皇の精鋭部隊」と呼ばれた。創設者の一人であったフランシスコ・ザビエルが来日したのは1549年のこと。彼らの…

百の診療所よりも一本の用水路

・アフガニスタンの砂漠を緑に変えた男 ・百の診療所よりも一本の用水路 ・食糧不足と脱水症状で死んでゆくアフガニスタンの子供たち・台湾の教科書に載る日本人・八田與一/『台湾を愛した日本人 土木技師 八田與一の生涯』古川勝三 清潔な飲料水と十分な農…

スパイの任務

スパイにとっては『スパイである』という身元を洗い出されることがいちばん困るのだから、自分が殺されるというぎりぎりの限界まで『殺し』という最後の武器を使うことはない。 また『殺されない』ということも大事で、スパイは『探りだした』だけではななん…

音声認識ソフト「AmiVoice」

私がパソコンを使うようになってから既に10年が経過した。当初、4万字を入力してタッチタイピングをマスターしたのだが、ここ数年は一日で2万字打ったこともある。十指は酷使され、腱鞘炎を通り越して、指のあらゆる関節が痛み始めた。で、音声認識ソフトを…

「適材適所」の鳩山前首相、尖閣諸島に永住へ

虚構新聞