古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

音楽

Kirk Franklin Now Behold The Lamb

アフリカから奴隷としてアメリカへ連れ去られた人々がゴスペル(黒人霊歌)を生んだ。最も不自由な環境に置かれた彼らの魂の叫びだ。その声は自由自在に響き渡る。霊歌はスピリチュアルともいう。この動画を観ると聴衆の一部がトランス状態となっていること…

【歌ってみた】「かくれんぼ」puruto&TaMU

どうやら素人らしい。凄い上手。元歌は知らないけどさ。いやあ、たまげたよ。で、もっと凄いのは二人とも男性と思われるところ。検索しなかったら、完全に女性だと思い込んでいたよ。 purutoさんのツイッター 根城としているニコ動ページ

The Pretenders - I Go to Sleep

胸が締めつけられるほどの懐かしさ。1981年のセカンドアルバムに収録されている曲で後にシングルカット。クリッシー・ハインドのバラードを聴きながら寝るのが私の日課となっていた。それにしても5枚組CDボックスが2433円というのは価格破壊だわな。 Pretend…

『男たちの挽歌・最終章 狼』のテーマ/Sally Yeh

それにしても何でもあるもんですな。涙モノ。

エリック・ドルフィー「音楽というものは、一度、聞き終わると、空中に消え去り、二度と捕まえることはできない」

このレコード(『ラスト・デイト』)は、すべての演奏が終わった後、まるでライヴの会場のように、エリック・ドルフィーがマイクに向かって、こう語りかけるところで終わっています。 "When you music, after it's over it's gone in the air, You can never…

「Merry Christmas Mr.Lawrence」

「Turnin Loose」E.D.P.S

E.D.P.S

「花」岸部眞明

YT Jokey 岸部眞明

「Death Composition」E.D.P.S

ベースの音に洗脳されそうだ。 E.D.P.S

「ALL OF THE NIGHT」E.D.P.S

いやはや素晴らしい時代になった。こんな曲まで聴けるのだから。サム・グレコのパンチを思い出したよ(笑)。 E.D.P.S

「Keep On」E.D.P.S

E.D.P.Sはエディプスと読む。これがジャパニーズロックの白眉だ。私はレコードもCDも全部持っている。どこまでもシンプルに疾走するギターは今聴いても痺れる。ツネマツ・マサトシは何をしているのだろうか? このアルバムが出たのは四半世紀前だ。 E.D.P.S

「恋するチャック」リッキー・リー・ジョーンズ

おお、リッキー・リー・ジョーンズのデビューアルバムがまだ売られているよ(涙)。1979年。私が夜な夜な聴いていたのは20歳の頃だ。シンプルにしてジャジー。チャックというのは実際の恋人だったチャック・E・ワイスのこと。

J・S・バッハ「マタイ受難曲」

何とカール・リヒター指揮の映像があった! 思わずこんなものを作ってしまった。これが人類の辿り着いた最高峰の音楽だと思う。明日はカール・リヒターが生まれた日(1926年)。 「マタイ受難曲」 マタイ受難曲 (※左からDVD、CD、書籍)

「ヒール・ザ・ワールド」マイケル・ジャクソン

ありとあらゆる形で世界に現れる暴力を見よ! 「ヒール・ザ・ワールド」マイケル・ジャクソン マイケル・ジャクソン

「12号室」SION

SIONの幼い頃の実体験が歌詞の元になっているとのこと。彼自身に小児麻痺があり、施設に入っていた時期があるようだ。世界に対する違和感。そこに芽生える狂気。孤独と孤独とが触れ合う様。社会から排除された者にしかわからぬ優しさ。汚れなき魂の彷徨(ほ…

「がんばれがんばれ」SION

母から子へのメッセージか。けしかけるような「頑張れ」はどこにでも転がっているが、こんな優しい「がんばれ」は見たことがない。地の底の温もり。我々の優しさには作為や意図がある。ま、偽善だわな。孤独に打ちひしがれる若者よ、SIONの声に耳を傾けよ。 …

ウラジミール・ヴィソツキー

余りにも激しい体制批判ゆえに、生前には1冊の詩集も1枚のレコードも出すことを禁じられていたにもかかわらず、彼はヒーローとなり、同時に良心であった。彼の歌を収録したカセットテープは何度となくコピーされ、人の手から手へと渡され、ソ連中に広まった…

「ガード下」SION

叫びではなく呻(うめ)き。SIONの声は怒りよりも苦悶を響かせている。喉を振り絞り、軋(きし)んだ声が空気を異様に振るわす。絶望の中から一滴(ひとしずく)の優しさが香油のように漂う。 誰もがガード下にいる。シモーヌ・ヴェイユが語った「重力」の下…

「住人」SION

SIONという存在そのものが、ロックでありブルースであり歌なのだ。 歌詞 SION(シオン)

「夏の終わり」SION

他人を期待して 不平不満ばっかり言うような奴等は俺達に触るな 腑抜けたラップを聴く暇があったら 俺は真っ先にSIONを聴く Tha Blue Herbが「孤憤」で歌ったSIONだ。 「我が道」はアウトサイドにある。なぜなら、社会のメインストリームを築いているのは権…

「West Coast Blues」Blind Blake

(※左がボックスセットで、右が輸入盤)

「On Fire」maru

「On Fire」ミシェル・カミロ maru

「On Fire」ミシェル・カミロ

これぞ、クール。ミシェル・カミロはラテン・ジャズの巨匠。

「ドラゴンクエストIX(ドラクエIX)」maru

久々のmaruさん動画。私はゲームの類いを全くやらないが、maruさんの演奏なら聴くよ♪ maru

「マダムT」BORO

これまたお気に入りの一曲。まるで異国の短篇小説みたいだ。この頃はこういう歌詞が多かったんだよね。 罪 BORO

「奈々」BORO

この曲を椎名誠のFM番組で聴いて、私はBOROの虜となった。デビュー30周年を記念するアルバムが今年の3月に出たが、この曲も収められている。何度聴いても痺れる。動画の出来も素晴らしい。アルバム『罪』が出たのは1982年のこと。 BORO

「パーフェクト」アラニス・モリセット

「仕事が終わったら」BORO

感涙もの。この頃のBOROのアルバムは全部持っていた。野太い声でありながら、軽やかなスキャットに悩殺された。これは確か『SOUND OF HEART』に収録されていた曲。尚、『BOY』以降はまるでダメになったというのが私の評価だ。きっと曲作りに迷いが生じたのだ…

「I Am Not a Robot」Marina & The Diamonds

大地が生んだ不思議な音楽 坂田明モンゴル大草原を行く

モンゴルの人々の素朴な風貌、即興で行われる坂田明と旅芸人とのセッション、モンゴルの大地を覆う静謐に耳を傾ける坂田、羊の屠殺、ミジンコを見つめる少年、そして口琴のような音を響かせるホーミー。ホーミーは風が運んだ滝の音を模した音楽だという。そ…