2010-10-12から1日間の記事一覧
今日は石田梅岩(いしだ・ばいがん)が生まれた日(1685年)。江戸時代の倫理学者。「二重の利を取り、甘き毒を喰ひ、自死するやうなこと多かるべし」「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」という石田梅岩の思想は、近江商人の「三方よし」の思想…
今日、戦争の絶滅が可能だ、と誰が信じているだろうか。誰も、平和主義者でさえも信じてはいまい。私たちが望むのはただ(現在のところこれさえ無益な望みだが)大量殺戮を食い止め、戦時法規(戦闘員が守るべきそのような法規があるのだから)を踏みにじっ…
中国−大躍進政策の失敗と文化大革命 戦争と真実 イランはアラブ民族ではない 『そうだったのか! 現代史 パート2』池上彰 「戦争が始まって最初に犠牲になるのは真実である」 【『そうだったのか! 現代史』池上彰(ホーム社、2000年/集英社文庫、2007年)】…
母から子へのメッセージか。けしかけるような「頑張れ」はどこにでも転がっているが、こんな優しい「がんばれ」は見たことがない。地の底の温もり。我々の優しさには作為や意図がある。ま、偽善だわな。孤独に打ちひしがれる若者よ、SIONの声に耳を傾けよ。 …
【ナイロビ共同】南アフリカのマンデラ元大統領(92)の私信や日記などを収めた新刊が12日、出版された。反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を主導し、南ア初の黒人大統領に選ばれたマンデラ氏は「私の意に反し、大統領就任を課せられた」と記し、当初は大統…
余りにも激しい体制批判ゆえに、生前には1冊の詩集も1枚のレコードも出すことを禁じられていたにもかかわらず、彼はヒーローとなり、同時に良心であった。彼の歌を収録したカセットテープは何度となくコピーされ、人の手から手へと渡され、ソ連中に広まった…
Essais d'herméneutique 文章の職人芸/『言語表現法講義』加藤典洋
人は仕事とプライベートでは異なる顔をしている。職場の嫌われ者がよき家族の一員であったとしても驚くことではあるまい。 高橋の『13日間で「名文」を書けるようになる方法』を読んだ人であれば、手に取らずにはいられない作品だ。主人公はランちゃんとキイ…