古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-10-25から1日間の記事一覧

ガロアが生まれた日

今日はエヴァリスト・ガロアが生まれた日(1811年)。初等幾何学の教科書を読み始めたところ熱中し、2年間の教材を2日間で読み解いてしまった。17歳にして素数次方程式を代数的に解く方法を発見。決闘で死亡。駆けつけた弟に「泣かないでくれ。二十歳で死ぬ…

土門拳が生まれた日

今日は土門拳が生まれた日(1909年)。撮影時における土門の執拗な追求を伝えるエピソードは数多く、1941年に画家の梅原龍三郎を撮影した際は、土門の粘りに梅原が怒って籐椅子を床に叩きつけたが、土門はそれにも動じずその怒った顔を撮ろうとレンズを向け…

『異常の構造』木村敏(講談社現代新書、1973年)

精神異常の世界では、「正常」な人間が、ごくあたりまえに思っていることが、特別な意味を帯びて立ち現われてくる。そこには、安易なヒューマニズムに基づく「治療」などは寄せつけぬ人間精神の複雑さがある。著者は、道元や西田幾多郎の人間観を行きづまっ…

『時間と自己』木村敏(中公新書、1982年)

時間という現象と、私が私自身であることとは、厳密に一致する。自己や時間を「もの」ではなく「こと」として捉え、西洋的独我論を一気に超えた著者は、時間と個我の同時的誕生を跡づけ、さらに精神病理学的思索を通じて、悲痛は健全な均衡のもとに蔽われて…

『自己・あいだ・時間 現象学的精神病理学』木村敏(ちくま学芸文庫、2006年)

精神の病態を一時的な疾患としてではなく人生全体の示す歴史的な歩みとして位置づけ、独自の思想を重ねてきた著者の代表的論考のかずかず。自己と他者の「あいだ」の病態として捉えられてきた分裂病を、「時間」の病態として、現象学的な思索を展開する。と…

『分裂病と他者』木村敏(ちくま学芸文庫、2007年)

精神病理から人間存在の本質にいたる思索をさらに深め、分裂病者にとっての「他者」の問題を徹底して掘り下げた木村精神病理学の画期をなす論考。ハイデッガー、西田幾多郎らに加え、デリダ、ラカン、レヴィナスなどの構造主義と正面からわたり合い、自己と…

『生命のかたち/かたちの生命』木村敏(青土社、2005年)

それ自体は、かたちをもたない生命が、地上に現われたとたんに、かたちをもつということ、それは何を意味するのか──感性による現象学が、分裂病の精神病理学を越えて、“生命”の根拠を問い、新たなる人間学の胎動に耳を澄ます。精神病理学の新しい風景。

【歌ってみた】「かくれんぼ」puruto&TaMU

どうやら素人らしい。凄い上手。元歌は知らないけどさ。いやあ、たまげたよ。で、もっと凄いのは二人とも男性と思われるところ。検索しなかったら、完全に女性だと思い込んでいたよ。 purutoさんのツイッター 根城としているニコ動ページ

X線画像色々

多指症(指が6本ある) マリリン・モンローの胸部X線写真、4万5,000ドルで落札される なぜか無性にそそられる、ゲーム機の美しいX線写真36枚 首長族のレントゲン写真 衝撃!?猫5匹を食べた犬のレントゲン写真が公開される(イギリス) DIYキットでX線写真を…

カネゴン

カネゴンとは、1966年(昭和41年)に放映された、円谷特技プロダクション制作の特撮テレビ番組『ウルトラQ』を始めとするウルトラシリーズに登場した架空の怪獣。別名「コイン怪獣」。お札や硬貨を主食としており、常に食べ続けていないと死んでしまう。 【W…

ごま油パスタ

ごま油でちりめん山椒ペペロンチーノ ごま油香るふわふわ納豆パスタ 鶏とバジルのごま油風味 ツナの和風パスタ 柚子胡椒&ゴマ油で なめたけパスタ ごま油が決め手 ツナマヨ☆パスタ 毎朝食べたい 朝パスタ

人間は不完全な情報システムである/『なぜ、脳は神を創ったのか?』(『人はなぜ、宗教にハマるのか?』)苫米地英人

既に『月刊苫米地』と化しつつある。それだけアイディアが豊富ということなのか。確かに頭のいい人物である。でも私は信用してないよ(笑)。断じて。書籍を乱発しているのは高額なセミナーへと誘導するためだろう。ま、行きたい人は勝手にしろ。 ホームペー…