牧太郎の下劣なコラム


 毎日新聞にこんなコラムが掲載されていた。

牧太郎の大きな声では言えないが…「ウソの礼儀?」


 諸事情があって、“深く”はないが、それなりに付き合った女性と別れようと決意した――としよう。手短に、よんどころない理由を告げ「キミのことは忘れない」とつぶやく。「手短」でないとボロが出る。
「忘れない」というのは100%ウソではない。楽しい思い出もあった。しかし、今はギクシャクしている。何よりも「次なるお相手」がいる。本音を言えばすべて忘れたい。
 女は女で「よく言うワ。新しい女ができたのに。こちらからお払い箱よ!」と達観しながら、うっすら涙ぐむ。
 男の「忘れない」も、女の涙もウソの礼儀。解決金が必要な時もある。
 しかし、同盟国アメリカの「忘れない」は礼儀知らずも甚だしい。北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除する。そんな時、いつもと同じように「拉致は忘れない」と言い放つ。ブッシュ大統領も、ヒル国務次官補も「ウソの礼儀」を知らないうつけ者だ。
 日本と別れる決意があるならまだしも、米国は決して別れないヒモのような存在だ。


毎日新聞 2008-10-21 東京夕刊


 牧太郎なる人物は毎日新聞の専門編集委員となっている。検索したところ、1944年生まれであることが判った。するってえと、とっくに還暦は過ぎた計算になる。


 それにしてもこの「枕」は酷い。喩えと現実が乖離(かいり)し過ぎている。しかも悪いことに、喩えの方が上手い文章になっているのだ。で、上手い文章で書かれた内容が下劣極まりないときたもんだ。


 大体だな、「“深く”はないが」って一体全体どういうことなんだ? 60歳を過ぎても尚、性行為に執着する様子が窺える。で、日米両国間で性行為は行われていないとでも言いたいのか? 冗談言っちゃいけねーよ。性行為どころか、SM、スカトロ、カニバリズム(食人)も経験済みだろうよ。ヒモだって? 呵々(笑)。神社の境内に名前を張り出してもらう目的で、寄付金の多寡を競っている町内会の有力者と変わらないよ。はっきり言って、アメリカにとっての日本はヒモ以下の存在だ。


 牧太郎は多分、精力絶倫なのだろう。恐るべし、魔鬼太郎。