古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

岡崎勝世


 1冊読了。


 39冊目『聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か』岡崎勝世(講談社現代新書、1996年)/これはしんどかった。序盤はまるでついてゆけない。第一章はお経を読んでいるような気分になった。これは、書き手の問題ではなく私の知識不足によるもの。「読み手を選ぶ本」と言ってよい。読むべき人が読めば、きっと5000円以上の価値があることだろう。外交や防衛は、こういう次元から捉え直す必要があると思う。