クリシュナムルティの思想は簡明であるところに落とし穴がある。そこで、クリシュナムルティ理解の手引となる書籍を紹介しよう。
世界が置かれている現状を知る
『累犯障害者 獄の中の不条理』山本譲司
『動物保護運動の虚像 その源流と真の狙い』梅崎義人
『戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった』イシメール・ベア
『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ
『パレスチナ 新版』広河隆一
『ハイファに戻って/太陽の男たち』ガッサーン・カナファーニー
歴史の欺瞞を知る
『不可触民の父 アンベードカルの生涯』ダナンジャイ・キール
『ホロコースト産業 同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』ノーマン・G・フィンケルスタイン
『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人
『聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か』岡崎勝世
科学という世界を知る
『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン
『異端の数ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念』チャールズ・サイフェ
『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』高橋昌一郎
『理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性』高橋昌一郎
『複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線』マーク・ブキャナン
『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』マルコム・グラッドウェル
『進化しすぎた脳 中高生と語る〔大脳生理学〕の最前線』池谷裕二
『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ
進化の仕組みを知る
『あなたのなかのサル 霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源』フランス・ドゥ・ヴァール
『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』シャロン・モアレム、ジョナサン・プリンス
『なぜ美人ばかりが得をするのか』ナンシー・エトコフ
物語という文脈を知る
『アラブ、祈りとしての文学』岡真理
『物語の哲学』野家啓一
『人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか』トーマス・ギロビッチ
『脳はいかにして〈神〉を見るか 宗教体験のブレイン・サイエンス』アンドリュー・ニューバーグ、ユージーン・ダギリ、ヴィンス・ロース
権力と条件づけの関係性を知る
『華氏四五一度』レイ・ブラッドベリ
『一九八四年』ジョージ・オーウェル
『無責任の構造 モラルハザードへの知的戦略』岡本浩一
『服従の心理』スタンレー・ミルグラム
『人生の短さについて』セネカ