1冊読了。
3冊目『クリシュナムルティ・実践の時代』メアリー・ルティエンス/高橋重敏訳(めるくまーる、1988年)/伝記三部作の第二作で、星の教団解散前後から1980年までが描かれている。やはり、プロセスにまつわる記述が目立つ。率直に書かれているのだろうが、スピリチュアル組に担ぎ上げられることを私は懸念する。盟友であったラージャゴパルが財団の権力を手中にし、遂にクリシュナムルティと決裂する。それでも尚、クリシュナムルティの精神は自由であった。これが映画化できると凄いだろうね。ファンタジックなSF作品になること必至(笑)。