古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-02-09から1日間の記事一覧

水田邦雄保険局長の欺瞞

「効果のはっきりしないリハビリが長期にわたって漫然と行われている」という専門家の指摘が、今度の診療報酬改定の最大の理由として、何度となく繰り返されてきた。「高齢者リハビリテーション研究会」の専門家からの指摘であると繰り返し主張された。 とこ…

だまし絵画像集

騙される快感/『錯視芸術の巨匠たち 世界のだまし絵作家20人の傑作集』アル・セッケル

ミルトン・フリードマンによるクリシュナムルティの記事

かつてはフォード大統領の特別補佐官であり、ホワイト・ハウスのスピーチ原稿を作成する仕事に携わってもいたミルトン・フリードマンを通して、今年はKがニューヨークの代わりにワシントンで講話をするように手配したのは私であった。彼の主題は「われわれは…

『反米の世界史』内藤陽介(講談社現代新書、2005年)

ハワイ革命からソヴィエト、キューバ、ベトナム、イラン、イラク、安保闘争まで、アメリカの大義の裏側に切り込み、激しく敵対してきた過去を持つ国や地域の視点から、アメリカが世界の覇者となっていく過程を振り返る。

『ジャスミンを銃口に 重信房子歌集』重信房子(幻冬舎、2005年)

軍服で地面を蹴って民族の踊りにあふれるこれも戦場 撃ち尽くし挟撃されて戦士らがジェラシの土地を血に染めし夏 闘争、恋愛、家族、祖国への思い……。独房で詠んだ、決意の美しさが胸にしみいる作品集。

『生きるための死に方』マーティン・シェパード/森英明訳

よく生き、よく死ぬ――そのためにはすべきことがあるはず。ガンを宣告されたら、残される人に迷惑をかけたくなかったら、まだ死にたくなかったら、伴侶が死の淵にあったら……。今わの際は人それぞれ。あなたはどんな死を選択しますか? 老練な医師が説く、自分…