1冊読了
14冊目『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2006年)/駒月雅子訳。アメリカ探偵作家クラブ最優秀短篇賞作品。短篇集である。5人の婦人警官が主人公。これはミステリではない。警察を舞台にした文学作品である。好きな筋運びではないが、それでも読ませられてしまった。それほど文章が秀逸。ガチガチのリアリズムに貫かれながらも、時折見せる女性らしさがいい。高村薫を硬派にした印象を受けた。まあ、それにしても凄い新人が登場したものだ。
1冊読了
14冊目『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2006年)/駒月雅子訳。アメリカ探偵作家クラブ最優秀短篇賞作品。短篇集である。5人の婦人警官が主人公。これはミステリではない。警察を舞台にした文学作品である。好きな筋運びではないが、それでも読ませられてしまった。それほど文章が秀逸。ガチガチのリアリズムに貫かれながらも、時折見せる女性らしさがいい。高村薫を硬派にした印象を受けた。まあ、それにしても凄い新人が登場したものだ。