古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-09-16から1日間の記事一覧

B・B・キングが生まれた日

今日はB.B.キングが生まれた日(1925)。B・Bは「Blues Boy」の略。最後の奴隷世代。「ブルース・シンガーになるということは、二度黒人になるようなものだ」。ブルース・アーティストとして初めてショー・ビジネスの世界に進出。ブルース親善大使としてブル…

権威主義

「権威」とは、特定の分野で技能や知識の格段にすぐれた人が自然に発する光のことである。 それに対して、「権威主義」は、本来的な権威のない人が、権威あるふりをして無理に光を発しようとしたり、自分自身に権威がない人が、権威者の威を借りて光ではなく…

コペルニクスは宇宙における人間の位置づけを変えた

『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン かつて無線は死者との通信にも使えると信じられていた レオナルド・ダ・ヴィンチ コペルニクスが引っ繰り返したもの コペルニクスは宇宙における人間の位置づけを変えた 『重力とは何か アインシ…

東電OL殺人事件は作られた事件?

もし売春が事実だとしても、事件は殺人事件でありその被害者なのだから、たとえ刑事裁判の公判ではそのことを言わざるを得なくても、報道についてはそのことを伏せるという配慮がされてもよかったし、東京電力が大企業であることから、自社のスキャンダルを…

『世界の税金のしくみ(図解 世の中こうなっている)』PHP研究所情報開発室編(PHP研究所、1994年)

世界の税金のしくみ

『ボルヘスとわたし 自撰短篇集』ホルヘ・ルイス・ボルヘス/牛島信明訳(新潮社、1974年)

ボルヘスとわたし 自撰短篇集 (※左が単行本、右が文庫本) 人間の運命が無限に反復する──そんな迷宮的世界を描きつづけた作家ボルヘス。本書は、そのボルヘス自身が凝縮・構築した、“ボルヘス小宇宙”ともいうべき珠玉の一冊である。全体は三部からなり、第…

『権威主義的パーソナリティ』T.W.アドルノ/田中義久、矢沢修次郎訳(青木書店、1980年)

権威主義的パーソナリティ スタンレー・ミルグラム アレクサンドル・コジェーヴ