古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

田中森一

1冊読了。 95冊目『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』田中森一〈たなか・もりかず〉(幻冬舎、2007年/幻冬舎アウトロー文庫、2008年)/一昨日、読了。これは面白かった。数多くの大事件を手掛けてきた鬼検事が、検察庁の恣意的な捜査に異議を唱えて退職する…

「83日間 被曝治療の記録 東海村臨界事故」

里奈子ちゃんから教えてもらった。事故の詳細については、恩田勝亘〈おんだ・かつのぶ〉著『東京電力 暗黒の帝国』(七つ森書館、2007年)でも紹介されている。 http://video.google.com/videoplay?docid=-5595133879901588725 東海村JCOバケツ臨界ウラン放…

盗人

「そのとおり」三上がうなずいた。「まったくそのとおりだ。人はみな多かれ少なかれ、盗人であり詐欺師だ」 【『名残り火 てのひらの闇II』藤原伊織(文藝春秋、2007年)】 藤原伊織

多党制と連立政権/『政治を考える指標』辻清明

・政治的受益者の地位に甘んじるな ・多党制と連立政権 ・正しい多数決原理とは ・自信のない政治ほど強権を用いやすい・『歴史と私 史料と歩んだ歴史家の回想』伊藤隆 25年以上前に読んだ本である。意外とすんなり読み終えたことに驚いた記憶がある。初版は…

6月26日中国広東省で起きたウイグル人労働者襲撃事件映像

大淫婦バビロン/大いなるバビロン

ヨハネの黙示録 17:1 大バビロンの大い淫婦 ヨハネの黙示録18 バビロンの滅亡 黙示録17章 「大淫婦へのさばき」 バビロン2 Wikipedia 「大いなるバビロン」とは何かを明らかにする:エホバの証人 「大いなるバビロンとは」−「真実を求め続けたいエホバの証人…

最高裁は酒井法子主演、故・原田昌樹監督の裁判員制度広報用映画『審理』の配信及び公共施設での貸し出し、および上映活動の中止を決定した

「恥ずかしくない生き方したい」=裁判員広報映画に主演−酒井容疑者 「恥ずかしくない生き方をしたい」。女優酒井法子容疑者(38)が8日夜、逃走劇の末に逮捕された。最高裁が制作した裁判員制度の広報用映画「審理」の主役や、日中親善大使を務めたほか、薬…

「日本病」の正体 石井紘基の見た風景

・「日本病」の正体 石井紘基の見た風景・『日本が自滅する日 「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』石井紘基 石井紘基が遺した資料や情報を民主党は無視した。ゴミ同然に扱ったといってよい。「真相究明」を本気で行えば殺される羽目になることを石…

宗門人別帳、寺請証文、戸籍台帳

宗門人別帳の記載形式が全国的に統一されるのは、寛文11年(1671)10月「宗門改之儀ニ付御代官江達」という法令が出されてからである。これでは、一人ずつに宗派・生国・年齢・名前・続柄・檀那寺名が書き上げられ、家ごとにまとめ、巻末に寺名と台帳が村単…

石井紘基

だれも知らない日本国の裏帳簿 国を滅ぼす利権財政の実態! 石井紘基

『日本問題外論 いかにして私はデジタル中年になったか』小田嶋隆

現代っ子の老化、インター熱湯の極楽、国際電脳ちゃんこ鍋試案、シリコンバレーのブルース、テレビの国から、バンカー地獄など、電脳界の鬼才・オダジマが送る日本列島ななめ斬りの最新エッセイ集。 小田嶋隆

火星に人類以外による人工物、アポロ11号の宇宙飛行士がTVで暴露

火星の大地に「2001年宇宙の旅」に出てくる「モノリス(石版)」のような物体が見つかっていたことが6日までに、アポロ11号で月面着陸を果たした著名なバズ・オルドリン宇宙飛行士による発言によって明らかとなった。 アポロ11号月面着陸40周年を記念して行…

岩井克人

1冊挫折。 挫折46『貨幣論』岩井克人〈いわい・かつひと〉(筑摩書房、1993年/ちくま学芸文庫、1998年)/チト難し過ぎた。40ページほどで挫ける。いつの日か再挑戦する予定。

東京電力の暗部/『東京電力 暗黒の帝国』恩田勝亘

・東京電力の暗部 ・東京電力の子会社 ・東京電力の隠蔽体質・『原子力ムラの陰謀 機密ファイルが暴く闇』今西憲之+週刊朝日取材班 ・『原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』安冨歩 本日より、カテゴリーを変更することにした。理由は、記事…

石井紘基議員刺殺の真相

公式サイト 故・衆議院議員石井こうき事件の真相究明プロジェクト Wikipedia 石井紘基

矢口新

1冊読了。 94冊目『矢口新の相場力アップドリル【為替編】』矢口新〈やぐち・あらた〉(パンローリング、2004年)/価格変動の概念がよく理解できる。「説明編」が30ページ、ドリル形式の問題集が100ページほど。問題&メモ欄で1ページを占めているので、正…

米国人の6割「原爆投下は正しかった」、米世論調査

米キニピアック大学(Quinnipiac University)が4日に発表した世論調査によると、米国人の約3分の2が、第2次世界大戦中の64年前、米国が広島と長崎に原爆を投下したことは正しかったと考えていることが明らかになった。 この世論調査によると、当時のハリー…

「save your dream」華原朋美

華原朋美はさほど好きではなかったが、この曲だけはハマった記憶がある。突き抜けた上声(※女声の場合「裏声」とは言わない、と山下達郎が言ってた)が素晴らしい。

三橋貴明、桜井章一、小田嶋隆

1冊挫折、2冊読了。 挫折45『新世紀のビッグブラザーへ』三橋貴明〈みつはし・たかあき〉(PHP研究所、2009年)/気取った文章にうんざりして10ページほどで挫ける。主語と述語が離れ過ぎていて、文章の行方がわかりにくい。 92冊目『「勝負強い人間」になる…

逃げるのではなく戻る

行き詰まると前方に道がないように思うのですが、逃げるのではなく戻るという選択肢があることを忘れてはいけません。 困った考えにとらわれていると、選択の十字路が現れても気がつかず、そのまま行き過ごしてしまいます。一つの道を行ったら行ったきりにな…

こぶ平議員

ということでどうだろう、世襲議員については、その呼称を改めて「こぶ平議員」と呼ぶことにしようではないか。そうすれば問題がはっきりするはずだ。 「麻生さんも、ああ見えてこぶ平だからなあ」 と、先代の先生の遺影に惑わされることなく、現役の候補者…

沈黙を破って:イスラエル兵の証言

「ガザでの軍事行動では、戦闘員と民間人を区別する必要はない」とイスラエル兵は命令されていた。

アメリカ経済界はファシズムを支持した/『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』菅原出

・アメリカ経済界はファシズムを支持した ・第二次世界大戦の命運を分けた人脈−チャーチル、イントレピッド、ルーズベルト ・CIA以前・『ヒトラーの経済政策 世界恐慌からの奇跡的な復興』武田知弘・必読書 その二 ナチス・ドイツというファシズム国家を誕生…

ジョー・ヒル、多田茂治

1冊挫折、1冊読了。 挫折44『20世紀の幽霊たち』ジョー・ヒル/白石朗、安野玲、玉木亨、大森望訳(小学館文庫、2008年)/今ひとつだった。これは、amazonのレビューで読む気になった作品。才能は感じられるが、文章がピンと来なかった。スティーヴン・キン…

『地球交響曲(ガイア・シンフォニー)』龍村仁監督

出演者について 野澤重雄(植物学者) 「トマトは心を持っている。私は、そのトマトの心にたずね、トマトに教わりながら、成長の手助けをしただけなんです」。たった一粒のごく普通のトマトの種から、バイオテクノロジーも特殊肥料も一切使わず、1万3000個も…

『Dreams』KELLY YOST

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順位 記事タイトル 1位 『そして謎は残った 伝説の登山家マロリー発見記』ウィリアム・ノースダーフ 2位 ジニ係数から見えてくる日本社会の格差/『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵』北村慶 3位 アインシ…

思想と理論/『リハビリテーション・ルネサンス 心と脳と身体の回復 認知運動療法の挑戦』宮本省三

リハビリテーションの思想と、イタリアのカルロ・ペルフェッティが提唱する認知運動療法の啓蒙書である。宮本省三の文章は機関銃のように怒りを放っている。畳み込む理論が時に破綻することもある。実に強引極まりない。私は本書を読んで、宮本省三の評価に…

三橋貴明、アンナ・ポリトコフスカヤ

1冊挫折、1冊読了。 挫折43『ドル崩壊! 今、世界に何が起こっているのか?』三橋貴明〈みつはし・たかあき〉(彩図社、2008年)/面白くなかった。文章が一本調子で教科書みたいに味気がない。完全な期待外れ。我慢しながら150ページほど読んだが挫ける。 9…