中村秀吉、嶺重慎、リロイ・ジョーンズ


 2冊挫折、1冊読了。


 挫折78『パラドックス 論理分析への招待』中村秀吉〈なかむら・ひできち〉(中公新書、1972年)/図と数式でつまずく。


 挫折79『ブラックホールを見る!』嶺重慎〈みねしげ・しん〉(岩波科学ライブラリー、2008年)/読み物としてつまらない上、100ページ余りで1200円は高すぎる。半分ほどでやめる。


 128冊目『ダッチマン/奴隷』リロイ・ジョーンズ/邦高忠二〈くにたか・ちゅうじ〉訳(晶文社、1969年)/戯曲。手をぐいと引っ張られるような感じで読み終えてしまった。どちらの作品も2〜3人しか登場人物がいない。いずれも黒人と白人との人種問題に切り込んでいる。ツイッターで知った名言「奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない」を探したのだが本書にはなかった。