2008-10-19 多田富雄 読書日記 1冊読了。 『免疫の意味論』多田富雄/既に古典と化した感のある作品。読もう読もうと思いながら、そのままになっていた。「『自己』を規定しているのは免疫系であって、脳ではないのである」との断言に痺れる。専門用語が多いので、すっ飛ばしながら読むことを勧めておこう。アレルギーや癌についても、独特の高い見識を示している。