古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

文庫化『人類が消えた世界』アラン・ワイズマン/鬼澤忍訳(ハヤカワ文庫、2009年)



人類が消えた世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 もしある日人類が忽然と消えたら、地球には一体何が起きるのだろう。地上を覆う人工物、自然、生命がたどる運命は?私たちが環境に与えてきたダメージはどう癒えるのか? そしてこの星が消滅した後も宇宙を漂い続ける、人類最後の痕跡とは? 世界をまたにかけた実地調査と科学資料を駆使して放つ、類まれなる未来予測の書にして究極の環境本。あなたの世界を見る目を変えるベストセラー・ノンフィクション、待望の文庫化。