2冊読了。
108冊目『宗教改革の真実 カトリックとプロテスタントの社会史』永田諒一(講談社現代新書、2004年)/今月後半の課題図書。完全な選択ミス。やっぱり読んでない本はダメだね。なぜ、プロテスタントが魔女狩りに遭わなかったかを知りたかったのだが、全く触れていなかった。タイトルに難あり。「カトリックとプロテスタントの風俗史」とすべきだ。資料的な価値はあるのだが、新書特有のわかりやすさが手抜きにつながっているような印象を受けた。
109冊目『仏教の謎を解く』宮元啓一(鈴木出版、2005年)/初心者向き。何冊か読んでいるが、この人の文章は面白くない。その上何の進歩も見られない。狭い世界でぬくぬくしているような印象を受ける。インドが肉食を脱した経緯を知りたくて読んだのだが及第点以下。