古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-12-20から1日間の記事一覧

朝河貫一が生まれた日

今日は朝河貫一が生まれた日(1873年)。歴史学者、平和提唱者として知られる。中学生の時、毎日、英英辞典を2ページずつ暗記しては食べるか破り捨て、残ったカバーを校庭の隅の若桜の根元に埋めたというエピソードを残し、後にこれを“朝河ざくら”と呼ぶよう…

丸形蛍光灯 32形+40形

昨夜注文して、今日の午前9時半に届いたよ。amazonのスピード恐るべし。色は三色あって、私が買ったのはナチュラル色。

死の恐怖

おまえが恐れているのは、死後に起こるはずもないことばかりだ。 【『蝿の苦しみ 断想』エリアス・カネッティ/青木隆嘉〈あおき・たかよし〉訳(法政大学出版局、1993年)】 エリアス・カネッティ 蝿の苦しみ 断想

権力と快楽との永遠の戦い

権力をもっている者たちにとって、性は大きな支柱であってきた。だから、カトリックの聖職者たちは単純に性を否定してこと足れりとしてきたわけではなかった。人々に性の違反を認めさせる必要があったのだ。女性たちが聖母の子孫であると期待しながら、しか…

『人口学への招待 少子・高齢化はどこまで解明されたか』 河野稠果(中公新書、2007年)

2005年から始まった日本の人口減少。100年後には半減と予測されている。北・西ヨーロッパに端を発し、いまや世界人口の半分を覆った少子化は、なぜ進むのか──。急激な人口減少が社会問題化するなか、急速に脚光を浴びる人口学だが、戦前の国策に与したと見ら…

『歴史人口学で見た日本』 速水融(文春新書、2001年)

コンピューターを駆使してこれまで打ち捨てられてきた「宗門改帳」などの人口史料を分析し、人口の観点から歴史を見直そうとするのが歴史人口学。その第一人者である著者の精緻な研究から、近世庶民の家族の姿・暮しぶりがくっきり浮かび上がってきた。例え…

フレデリック・ルノワール

1冊読了。 140冊目『仏教と西洋の出会い』フレデリック・ルノワール/今枝由郎〈いまえだ・よしろう〉、富樫櫻子〈とがし・ようこ〉訳(トランスビュー、2010年)/一昨日読了。学術書とは思えないほど読みやすく、訳文も素晴らしい。仏教が西洋に伝わった歴…

『アートとしての教育 クリシュナムルティ書簡集』J・クリシュナムルティ/小林真行訳(コスモス・ライブラリー、2010年)

断片的な知識に偏らない、新しい教育のかたちとは? 本書は、教育に携わる人々に宛てて書かれたクリシュナムルティの72通の書簡をまとめたものである。学びと気づき、条件づけからの解放、関係性と責任、自由と英知など、幅広いトピックに光をあてながらホリ…

Def Tech / "Mind Shift" Preview

Def Tech