古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

江村洋


 1冊挫折。


 挫折25『ハプスブルク家江村洋講談社現代新書、1990年)/期待外れだった。山場に欠ける。56ページで挫ける。「キリスト教が心なら、ハプスブルク家は背骨である。ヨーロッパという肉体の中心、結婚政策により勢力を保ち続けた名門王朝の歴史を探る」(表紙より)――13世紀から何と700年もの長きにわたって、ハプスブルク家はヨーロッパに君臨していたようだ。いずれ、調べ直す必要あり。