2008-11-27 石垣りん 読書日記 1冊読了。 『石垣りん詩集』/4冊の詩集からピックアップして一冊に編んだもの。石垣りん入門といってよい。ブログを読み返していたところ突然、「女湯」を全文読みたくなった。生活という大地にしっかりと足を下ろし、赤裸々な心情が綴られている。よく見せよう、とする姿勢が全くなく、妙な理屈も見られない。石垣りんが植えた言葉の木々は、風雪にも揺るがぬ強靭さを秘めている。