オークランド大学教授ジェーン・ケルシー氏による『No Ordinary Deal』の邦訳 動植物検疫食品安全、政府調達、知的所有権、サービス、金融、投資、労働などTPP交渉の対象分野そのものに加え、安全保障、アグリビジネス農村生活、温室効果ガス排出や地球温暖化対策など経済連携に関連する側面で、TPP参加国や参加国の国民、先住民などが受ける影響について分析し、さらに貿易自由化の進展がもたらすテロや犯罪の危険の増大や炭素の国境調整措置など、一般にあまり検討・研究されないが重要な視点も含んでいる。ニュージーランドの規制改革、豪米FTA、米国の各種FTAといったこれまでの事実関係を踏まえてTPPを分析。
6月に刊行されたばかりなのに欠品となっている。amazon八分か。