『ガリレイの生涯』ベルトルト・ブレヒト/岩淵達治訳



ガリレイの生涯 (岩波文庫 赤 439-2)

 地動説の撤回をめぐって教会とガリレイとの間に起った歴史的事件は「それでも地球は動く」という伝説的名句とともに誰もが記憶にとどめている。ブレヒト(1898-1956)はガリレイの人物と時代を知悉してそれを戯曲化し、彼の生き方を問うことによって、ナチ時代を生きた作者自身の、そして我々の生き方をも問うている。