古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

『生のアート』津田広志(れんが書房新社、1994年)



生のアート

 クリシュナムルティホスピス、シュタイナー、解放の神学。日常のなかに潜む非合理と合理、聖と俗、神秘と社会の境界を走破する未知の実践が今、問われている。現場で活躍する実践者のスリリングな言葉と、その現代的意味を探る渾身の論考が脱=近代の生と死の世界を開示する。