1934年3月28日付ニュージーランド・ヘラルド紙上に、バーナード・ショウ(ママ)は次の一文を寄せ、ニュージーランド当局によるクリシュナムルティのラジオ講話放送禁止措置を批判した。
「氏は最も崇高なる宗教的教師であり、すべての教会や宗派のメンバーにとって、氏の講話はきわめて有益であり、かつ賛同に値するものである。それゆえ今回の放送禁止措置は、愚挙ともいうべき、はなはだ遺憾な出来事である。当局は明らかに氏の何たるか、とりわけ驚くほど普遍的(カトリック)な教えについて無知であり、氏をインド人の異教徒とみなしているありさまである」
【『クリシュナムルティの瞑想録 自由への飛翔』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(平河出版社、1982年/サンマーク文庫、1998年)】
- ミルトン・フリードマンによるクリシュナムルティの記事
- ヘンリー・ミラー「クリシュナムルティは徹底的に断念した人だ」/『ヘンリー・ミラー全集11 わが読書』ヘンリー・ミラー
- クリシュナムルティから影響を受けた人々/『変化への挑戦 クリシュナムルティの生涯と教え』J・クリシュナムルティ
- ジョージ・バーナード・ショー