・世界中の教育は失敗した
・手段と目的
・理想を否定せよ
・創造的少数者=アウトサイダー
・公教育は災いである
・日本に宗教は必要ですか?
・目的は手段の中にある
間違った手段はけっして正しい目的をもたらすことはできません。目的は手段の中にあるからです。
【『クリシュナムルティの教育・人生論 心理的アウトサイダーとしての新しい人間の可能性』大野純一著編訳(コスモス・ライブラリー、2000年)】
我々が生きる世界は「暴力を正当化」している。あるいは、嘘、偽り、インチキを咀嚼(そしゃく)もせずに飲み込むことが「大人」とされる。「酸いも甘いも」とか、「清濁併せ呑む」とか、「泥をかぶる」とか言って、訳知り顔を奨励する。クリシュナムルティの痛烈な寸言(すんげん)は、「悪しき手段」の正当化を完膚なきまでに粉砕する。