『カンデル神経科学』エリック・R・カンデル、他:日本語版監修・金澤一郎〈かなざわ・いちろう〉、宮下保司〈みやした・やすし〉(メディカル・サイエンス・インターナショナル、2014年)/巻末索引を含めると1696ページある。版型はA4版変形か(210×280mm)。紙は薄いが質は不明。イラスト・写真はほぼフルカラーである。15400円は決して高い値段ではない。中高生のお子さんがいる家庭は先行投資と割り切って買うべきだ。たぶん子供の将来が変わることだろう。脳科学を神経に基づいて物理的に見つめるのが神経科学である。原書は1981年刊行。第5版の翻訳となる。