古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

誰にも愛されない人間にしかできない社会貢献

1 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。 投稿日:2011/04/02 23:57:36


福島の原発処理作業に当たりたいと思った。


30手前の独身女。恋人も家族もいない。
友人はいるけど責任の生じる関わり方をしてくれる人はひとりもいない。


誰にも愛されていない。
自分は何のために誰のためにいきているのかと苦しむ日々が続いて、
最近やっとふっきれて楽になってきたところだった。


今回の震災の件で、改めて人は他人のために生きているということを実感した。
他人のために仕事をするのはもちろんだし、
生命の危機に遭遇した時に誰もが案ずるのが愛する人のこと。
もしくは自分の心身を削ってまで救いたいと願うのが愛する人の生命。
「この人のために生きたい」と思える相手なんていないし、いても相手も同じように思っていなければ、
その人の存在を生きる理由にするのは自己満足というものだし。
私が死んだところで泣いてくれる人なんて誰もいない。
私は自分の命を惜しむ必要性が全くない。


ある意味これは他の人にない強みなんじゃないかと思うようになった。
今の私なら、「他の人を救うために誰か犠牲になって死んでくれ」と言われたら我先にと手を挙げるだろう。


生きながらえたところで、守るものはなく、
保身せずとも、失うものは無い。


放射能たくさん浴びたところでどうせ結婚できないし子供も産めないんだから、
旦那や子供に迷惑かけることもない。
国のために原発の処理に当たってこようか。


失うもののない人間にしかできない幸せな生き方ってきっとあると思うんだ。


増田にゃんねるβ