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週刊現代側に賠償判決、公明党元議員らの名誉棄損認める

週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、公明党の元国会議員3人が、発行元の講談社矢野絢也・元同党委員長らを相手取り、損害賠償などを求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。
 端二三彦裁判長は名誉棄損を認め、被告側に計660万円の賠償と謝罪広告の掲載を命じた。
 問題となったのは、2005年7月と8月に発売された同誌記事。元国会議員3人が、矢野氏の自宅から、同党や創価学会に関する情報が記された手帳などを無理やり持ち去ったかのように報じた。
 判決は「矢野氏は原告らの求めに応じて、自分の意思で手帳を渡したと考えられ、記事のような事実は認められない」と述べた。
 講談社広報室の話「判決は到底、承服できない」


【読売新聞 2007-12-22】