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「永田メール」記事で「アサ芸」に賠償命令

 詐欺人生を送ってきたとする記事を「週刊アサヒ芸能」に書かれ、名誉を傷つけられたとして、民主党永田寿康衆院議員に「送金指示」メールを提供した西沢孝さんらが、出版元の徳間書店(東京)に計5500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、165万円の支払いを命じた。
 矢尾渉裁判長は大半の記事について「真実と認めるに足りる証拠はなく、社会的評価を低下させた」と指摘。西沢さんが代表を務める会社への名誉棄損は退けた。
 判決によると、週刊アサヒ芸能平成18年4月13日号は「ヤクザ使って脅迫ビデオ撮影」などと題する記事を載せた。
 西沢さんは永田元議員に、ライブドア元社長の堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長(当時)の二男に送金するよう指示したとの「社内メール」を提供。その後、メールは偽物と判明した。


産経新聞 2008-01-23】