2009-10-20 全てのゲームは単純な行為の繰り返しである 抜き書き 「全てのゲームは単純な行為の繰り返しである」と言ったら意外に思う人も多いだろう。だが、一定のルールに従ってプレーしなければならないゲームそのものは、本当は極めて単純な行為の反復なのだ。(中略)それではなぜ、ゲームがドラマチックな場面を展開し、我を忘れて熱中でき、精神の集中を伴うのだろうか。それは、プレーヤーが目的に向かって勝ち負けを競い合い、互いの心理的駆け引きが大きなウェイトを占めているからだ。 【『集中力がつく本』多湖輝〈たご・あきら〉(ゴマブックス、1981年)】 多湖輝 集中力がつく本