ジョン・スタインベック


 1冊挫折。


 挫折4『チャーリーとの旅』ジョン・スタイベック/竹内真の新訳。半分以上読んでいたのだが、265ページで挫ける。国立公園の門番が、熊を警戒するよう促す箇所で読む気が失せた。スタインベックは門番の注意を軽い気持ちで受け止め、愛犬のチャーリーが熊を見るや狂ったように吠え立て、結局トレーラーを移動する羽目になる。まったく馬鹿馬鹿しい限り。出だしは快調なのだが、中だるみの感がある。また、竹内真の訳が妙にツルツルしていて、原文の薫りが抜け落ちてしまっているようにも感じた。機会があれば大前正臣訳を読んでみるつもりだ。