古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ダイバーシティ:ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス

ダイバーシティ

日航機墜落事故の真相、そして普天間と機密費と。

Aobadai Life

菅野恭子

1冊読了。 76冊目『リシバレーの日々 葛藤を超えた生活を求めて』菅野恭子〈かんの・きょうこ〉(文芸社、2003年)/昨日読了。飛ばし読み。著者は『ザーネンのクリシュナムルティ』を翻訳したギーブル恭子である。インドのクリシュナムルティスクール、リシ…

言葉と文化

しかし、新人が出現して以来、科学技術の進歩にはおどろくべきものがある。生物的存在としてのヒトの脳は、実はほとんど変化していないにもかかわらず、人間の地球に対する影響力はすさまじい速度でエスカレートしているのだ。 何がこの変化をおこしているの…

GDPとGNPの違い

日本人歌手のアメリカ公演 ……日本のGNPには入るが、日本のGDPには入らない。(アメリカのGDPに入る) アメリカ人歌手の日本公演 ……日本のGDPには入るが、日本のGNPには入らない。(アメリカのGDPに入らない) 【『図解雑学 マクロ経済学』井堀利宏〈いほり・…

直感的思考のスピード

直感的思考はしっかりした推理というフィルターを使わずに、無意識のうちに私たちを先導する。というより、スピードの秘密は、ほかならぬその無意識にある。脳の深いところにある扁桃体(へんとうたい)は、たとえば、ある人の顔に表われた恐怖のサインを、3…

実は信じられないくらい安い「物」の原価をバラしちゃいます

これには驚いた―― “《MRI・CT・レントゲンの原価》定価の半値×0.8×0.7” 例えば、定価が1億とすると、原価は何と2800万円って事ですね♪ これは昔よりの仕組みで、購入担当者を、院長・事務長などにこれだけ値引きしたと胸を晴らす為、メーカーが考え出した方…

ゴールドマン・サックスの歴史/『ゴールドマン・サックス 世界最強の投資銀行』リサ・エンドリック

ゴールドマン・サックス 1 ゴールドマン・サックス 2 ゴールドマン・サックス 3 ゴールドマン・サックス 4 「世界最強の投資銀行」と呼ばれ、金融市場で絶大な力をふるうウォール街の名門投資銀行、ゴールドマン・サックス。だが、そのビジネスの実態は、非…

現代人は木を見つめることができない/『瞑想と自然』J・クリシュナムルティ

・現代人は木を見つめることができない ・集団行動と個人行動 文明の進歩は人間を自然から隔絶した。密閉された住居、快適な空調、加工された食品、電線や電波を介したコミュニケーション、情報を伝えるメディア……。文明の進歩は人間を人間からも隔絶してし…

『ブラッド・ダイヤモンド』エドワード・ズウィック監督

以前から観たかった作品。帰省したところ何と実家にDVDがあった。僥倖(ぎょうこう)。ディカプリオが出演していることを知らなかった。女性ジャーナリストが登場したところで挫ける。ストーリーがもたついている上、場面展開が退屈過ぎる。 ただ一つだけ素…

第1四半期の米住宅ローン、差し押さえ率が過去最悪更新=MBA

米抵当銀行協会(MBA)が19日公表した2010年第1・四半期の住宅ローンに関する調査によると、差し押さえ率が09年第4・四半期の4.58%から4.63%に悪化し、過去最悪となった。前年同期は3.85%だった。 住宅差し押さえ、もしくは1回以上のローン延滞となってい…

胡錦涛の反撃

外国人犯罪の増加から分かること

財政破綻のギリシャ セックス世界一の相関関係

日刊ゲンダイ 2010-05-17

「消毒せずに農家を取材した」 フジテレビに宮崎県議怒る

J-CASTニュース 2010-05-18 横田照夫県議のブログ

外交官が描いたインドの現実/『ぼくと1ルピーの神様』ヴィカス・スワラップ

2009年のアカデミー賞で8部門を受賞した映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作。これを書いたのがインドの外交官というのだから驚く。 書き出しはこうだ―― 僕は逮捕された。クイズ番組で史上最高額の賞金を勝ちとったのが、その理由だ。 警察は昨日の夜更…

妥協する小沢一郎、思うままにする鳩山由起夫。

岩下俊三のブログ

「ラヴィング・ユー」ケニー・G

アンドレ・コント=スポンヴィル

1冊読了。 75冊目『精神の自由ということ 神なき時代の哲学』アンドレ・コント=スポンヴィル/小須田健〈こすだ・けん〉、C・カンタン訳(紀伊國屋書店、2009年)/クリシュナムルティを法華経とするならば、無量義経に位置する作品である。クリシュナムル…

iPad以降はこうなる?

いやあ笑った。 9GAG

【口蹄疫】赤松農水大臣がキューバに外遊した本当の理由

痴漢“無実”証明できぬまま自殺 息子信じる母、目撃者捜し続く

産経ニュース 2010-05-20 目撃者を探しています!平成21年12月10日(木)午後11時頃新宿駅での出来事です。 原田信助さん痴漢冤罪証明@wiki 女子大生 痴漢でっち上げ事件。25歳の被害者男性、連行後に自殺

V・E・フランクル、ダン・アリエリー

北海道にて2冊読了。 73冊目『それでも人生にイエスと言う』V・E・フランクル/山田邦男、松田美佳訳(春秋社、1993年)/今月後半の課題図書。講演のため読みやすい。地獄の深淵を知った人間ならではの深い洞察が光る。傑作といってよいのだが、それでも体…

【口蹄疫】東国原宮崎県知事vs南日本新聞前田昭人記者

ペンをこねくり回して禄(ろく)を食(は)む連中は実に軽薄だ。厄介なことにその軽薄さが傲慢とセットになっている。 東国原知事「寝てない! けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見書き起こし 前田昭人記者による記事 南日本新聞の前田記者の軽はずみな言…

海賊リスクにかかるコスト

とはいえ、保険会社が注目するには十分な金額だ。海賊行為が多発するようになる以前は、戦争のリスク(戦時下は海賊が減少する)や、誘拐、身代金などについて英ロイズなど海上保険業者が顧客から保険料を徴収できる理由は(確率が低すぎて)見あたらなかっ…

高橋洋一、竹内薫

1冊読了。 72冊目『鳩山由紀夫の政治を科学する 帰ってきたバカヤロー経済学』高橋洋一、竹内薫(インフォレスト、2009年)/理系出身の二人が理系宰相・鳩山由紀夫のオペレーションズリサーチを読み解く対談。非常にわかりやすい。竹内の発言が「竹」となっ…

ガブリエル・ガルシア=マルケス、マッテオ・モッテルリーニ、井堀利宏、V・E・フランクル、朝倉慶、三枝充悳、岸田秀、クリシュナムルティ、デビッド・ボーム

やっとつながった。 挫折35『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス/鼓直〈つつみ・ただし〉訳(新潮社、1999年/改訳版、2006年)/満を持して臨んだが呆気なく挫ける。10ページほどで。「翻訳に時間がかかった」ことに問題がありそうだ。 挫折36『…

やついいちろうのiPhone話

エレ片

接続不能

ウーム、困った。接続業者を変更したところ、プロバイダーの不手際でインターネット回線が断たれてしまった。9日からなんで、もう3日目。「早くても金曜日になる」とオペレーターに言われたので、責任者に替わらせ徹底抗戦。もちろん私の勝ちだ。先方は誤り…

飢えと文学

人間を人間ならざる者としてまなざす他者の視線が、人間の存在の深奥においてその人間性を蝕むのなら、飢えて死んでいくアフリカの子どもたちに文学は無力である。すなわち彼らに文学は意味をもたないと見なすこと、人間らしく生きることが奪われているから…

『ザ・コーポレーション(The Corporation)』日本語字幕

・『ザ・コーポレーション(The Corporation)』日本語字幕・MONOPOLY - 世界は誰のもの?(日本語字幕) ジョエル・ベイカン 『Zeitgeist/ツァイトガイスト(時代精神)』『Zeitgeist Addendum/ツァイトガイスト・アデンダム』日本語字幕