古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

菅野恭子


 1冊読了。


 76冊目『リシバレーの日々 葛藤を超えた生活を求めて』菅野恭子〈かんの・きょうこ〉(文芸社、2003年)/昨日読了。飛ばし読み。著者は『ザーネンのクリシュナムルティ』を翻訳したギーブル恭子である。インドのクリシュナムルティスクール、リシバレー校の訪問記である。まあ酷い代物だ。人格障害傾向が顕著だ。子供みたいにやたらと好き嫌いを述べ、いきなり夏目漱石をこき下ろしたりしている。読むに値するのはいくつか紹介されているクリシュナムルティのエピソードのみ。これでクリシュナムルティ本は34冊読了。