以前から観たかった作品。帰省したところ何と実家にDVDがあった。僥倖(ぎょうこう)。ディカプリオが出演していることを知らなかった。女性ジャーナリストが登場したところで挫ける。ストーリーがもたついている上、場面展開が退屈過ぎる。
ただ一つだけ素晴らしいのは、少年兵がつくられるまでのシーンだ。武器を持ってトラックで乗りつけた男達に部落が襲撃される。手足を鉈(なた)で切り落とされる。拉致(らち)された少年達は殺人を強要される。
少なからず少年兵やシエラレオネの歴史に興味のある人であれば、一度は観ておくべきだろう。映画作品としては評価に値しないが、資料と考えればそれなりの価値はある。
(※左がDVD、右がBlu-ray)