ジュリアス・レスター、リー・チャイルド


 2冊読了。


 113冊目『奴隷とはジュリアス・レスター木島始、黄寅秀〈ファンインスウ〉訳(岩波新書、1970年)/今月後半の課題図書。読んだのは二度目。著者がフォークシンガーだったとは。踊らずには、歌わずには、笑い飛ばさずにはいられなかった黒人の苦しみを想う。彼等は私の同胞だ。


 114冊目『前夜(上)』リー・チャイルド/小林宏明訳(講談社文庫、2009年)/これはめっけ物。軍警察指揮官が軍隊の不正を暴くという筋書き。相棒の女性MPがチト出来過ぎだが、いい味を出している。主人公ジャック・リーチャーも皮肉が効いていてグッド。保身に走る上級将校との闘い。軍隊こそは理想的な組織とされるが、理想的な組織を支えるのは理想的な官僚なのだ。