紙屋克子


 1冊読了。


 126冊目『紙屋克子 看護の心 そして技術/課外授業 ようこそ先輩・別冊NHK「課外授業 ようこそ先輩」制作グループ、KTC中央出版編(KTC中央出版、2001年)/fwikさんから勧められた一冊。好著。紙屋の人柄が素晴らしく、何となく涙が出てきてしまう。言葉の端々に「寄せる思い」が現れている。意識障害の患者が、録音された友人のメッセージを聴いて泣き出すシーンを私はテレビで観ていた。一つだけ残念なのは、意識障害の回復に対してさほど新しい情報がないこと。声掛け、座位、立位、食事、体位変換など現在では既に常識となっている。医療ではなく看護という視点からのアプローチが、紙屋の創造的なところで今まで以上に患者と家族に寄り添う位置で奮闘している。紙屋と宮本省三がつながると面白い。それにしても、KTC中央出版ってのは何なのかね? NHK天下り先か?