古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

エミール・ハビービー


 1冊挫折。


 挫折49『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』エミール・ハビービー/山本薫訳(作品社、2006年)/期待が大きかっただけに残念。まず、活字がゴシック体で読みにくい。次に脚注が多すぎて読みにくい。そして、諧謔(かいぎゃく)の中身が全く理解できない。というわけで、50ページほどで挫ける。これは読み直すこともないと思う。値段の割には紙質も悪い。