ホロコーストの反動によって作られた人工国家イスラエルは、過去の恨みを晴らすためにナチス化せざるを得ない。
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのホテルでパレスチナのイスラム原理主義組織ハマス幹部が暗殺された事件で、ミリバンド英外相は23日、容疑者グループが所持していた英国パスポートの偽造に関与したとして、イスラエル外交官1人の国外追放を発表した。
外相は議会で、イスラエルが関与したと考えざるを得ない「有力な理由」があるとし、イスラエル側に再発防止を保証するよう求めたと述べた。
ドバイ当局は、事件がイスラエルの情報機関モサドの諜報員による犯行とみており、これまでに容疑者27人の氏名を公表。容疑者らは、英国のほか、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストラリアの偽造パスポートを使ってドバイに入国していたという。
今回の国外追放を受けて、イスラエルのリーバーマン外相は、声明で「事件へのイスラエルの関与を示す証拠は何も受け取っていない」などとコメント。同国はこれまで、事件への関与について否定も肯定もしていない。