古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

左近司祥子


 1冊挫折。


謎の哲学者ピュタゴラス』左近司祥子(さこんじ・さちこ)/パラパラとめくってやめた。求めていた内容と違ったため。人生の残り時間は短い。ざっくばらんなオバサンなんだろうが、ピュタゴラス・レビューって感じになっている。このため史実が後方に退けられ、著者の考えが前面に立っている。サイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を読んでピュタゴラスに興味を持ったのだが、別の作品を探さなくてはならん。