2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
この犬は滅多に吠えない。たまに吠えると、まるで犬みたいなことをしてしまったと言わんばかりに恥ずかしげな照れ笑いを浮かべるほどだ。 【『増大派に告ぐ』小田雅久仁〈おだ・まさくに〉(2009年)】 小田雅久仁
ハッブル宇宙望遠鏡
今日はサマセット・モームが生まれた日(1874年)。フランスのパリ生れ。10歳で孤児となり、イギリスに渡る。医師になり第一次大戦では軍医、諜報部員として従軍。『月と六ペンス』で注目され人気作家に。イギリス情報局秘密情報部所属のスパイとして活動し…
題名は〈青い虚空(ブルー・ノーウェア)の生活〉。コンピュータは心理学から娯楽、知性、肉体的な快適性、悪にいたるまで人間生活のあらゆる側面に影響をもたらす歴史上初の技術的発明であり、そのため人間と機械の関係はますます接近していくというテーマ…
こうして、聖地の回復という意味では、十字軍運動は成功とはいえませんでした。しかし、7回以上にもおよんだこの大遠征で、ヨーロッパ人は、イスラム世界との交易の筋道をつけることに成功しました。また、当時、自分たちのそれよりはるかに高いレヴェルにあ…
株式会社購買戦略研究所 今日テレアポ営業があった。信用調査と見せかけて会員に取り込む興信所の営業手法とまったく同じ手口。「ある企業からの依頼で、仕事を引き受けられる業者を探しています」というもの。最初に営業目的を告げないので極めて違法性が高…
眉唾論文の紹介が目立つ「WIRED VISION」だが、これは興味深い記事だ。 奇妙な量子物理学の世界において、互いに相関を持つ2つの粒子は、たとえ何マイルと離れた距離にあっても、同じ運命を共にする。量子もつれと呼ばれるこの不思議な現象について、距離だ…
一枚の写真でほら話をするブログ(うそばっかり書いてます) このプロフィール写真は凄いよ。死ぬほど笑った後で、何か物語りが生まれてくる。真っ直ぐに伸びた背筋がこの人の生きざまを雄弁に語っている。携帯の待ち受け画面にしようかと思案中。
Tha Blue Herb
今日は小林ハルが生まれた日(1900年)。生まれてから100日後に白内障を患い失明。5歳で瞽女(ごぜ)に弟子入りし、以後20年間年季奉公と修行の日々を送る。9歳の時、旅芸人として各地を回り始める。26歳の時に修行を終え独立。1978年、人間国宝に。 「最後…
飯沢(耕太郎)●荒木(経惟〈のぶよし〉)さんの場合には順序があるじゃないですか。ニセの順序かもしれないけども、物語に巻き込んでいく。森山さんの場合は、それが全然ないですね。物語的なものには興味はないですか? 森山●ぼくはもう、自分の写真ではそ…
二郎の勉強机の前に坐って、彼はそういうことを考えた。二郎はいい漁師になるだろう。三郎もまたいい漁師になるだろう。そこには存在というものがある。しかし僕は何になるだろうか。勉強をして、高等学校にはいって、それから何になるだろうか。何一つまる…
Ivan Kupala
この名前がツイッターで散見されるのだが、どうも前の阿久根市長と似たタイプのようだ。安全なポジションから過激な発言で挑発するところは石原慎太郎っぽい。著作があるようなので、ひょっとしたら新しい宣伝手法なのかもしれない(笑)。 食費一日300円と…
ハムスター速報
今日はヒルベルトが生まれた日(1862年)。1900年のパリにおける国際数学者会議において「ヒルベルトの23の問題」を発表した。様々な数学者がこの問題に取り組んだことで、ヒルベルトの講演は20世紀の数学の方向性を形作るものになった。 ヒルベルト×ゲーデ…
今日は八甲田雪中行軍遭難事件が起こった日(1902年)。日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が八甲田山で冬季訓練中に遭難した事件。訓練への参加者210名中199名が死亡。日本の冬季軍訓練における最も多くの死傷者が発生したことで記憶されている。新田次郎が小説…
誰も通らない裏道
水川青話
らばQ ミクロ時間の世界。
つじあやのが大好きである。養女に欲しいくらいだ(笑)。 つじあやの
自然に生きる人間の原型と向き合い、現実と物語のダイナミズムを現代に甦えらせた著者初の長篇小説。毎日出版文化賞と芸術選奨文部大臣新人賞に輝いた新文学世代の記念碑的な大作!
今日はフランシス・ベーコンが生まれた日(1561年)。「中道を行け」という家訓の家で育った。独力では果たせなかったものの学問の壮大な体系化を構想し、フランス百科全書派にも引き継がれた。シェイクスピアはベーコンのペンネームだという説もある。ろう…
今日は網野善彦が生まれた日(1928年)。中世の職人や芸能民など、農民以外の非定住の人々である漂泊民の世界を明らかにし、天皇を頂点とする農耕民の均質な国家とされてきたそれまでの日本像に疑問を投げかけ、日本中世史研究に大きな影響を与えた。 網野史…
彼女のご両親に挨拶をして、結婚することの了承が得られ、有頂天になっていたら……帰りの新幹線の中で彼女から、AVに昔出ていたっていう告白をされてしまった……。まじでこれからどうすべきかがわからない。最悪だ。隠し事はしたくないって言われても、そんな…
生活の世界歴史 9 北米大陸に生きる デモクラシーとエゴの同居するアメリカ的生活様式と価値観、その形成と破綻を描く。
今日は鑑真が仏舎利を携え薩摩坊津に来日した日(754年)。奈良時代の帰化僧で、日本における律宗の開祖。10年の歳月を経て6度目の渡航で、宿願の訪日を果たした。戒律の他、彫刻や薬草の造詣も深く、日本にこれらの知識も伝えた。また悲田院を作り貧民救済…
ミネルヴァ(ギリシア神話のアテナ。知と武勇の女神)のフクロウは黄昏(たそがれ)に飛び立つ、といいます。ゲーデルの不完全性定理という“フクロウ(知)”も、歴史の暮れ方に飛び立ち、一つの時代がいわんとしていえなかったその時代の真の“精神”を告知し…
サイムは彼が持っていたステッキで道路の敷石(しきいし)を力いっぱいたたいて、 「まじめって何のことなんだ」と叫んだ。「この街がまじめだろうか。あの支那風の提灯がまじめだろうか。この世界全体がまじめだろうか。ここにきてああだこうだとしゃべくっ…