古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2011-01-26から1日間の記事一覧

鹿野武一が生まれた日

今日は鹿野武一〈かの・ぶいち〉が生まれた日(1918年)。私が最も敬愛する日本人の一人である。 「鹿野武一」関連資料集 究極のペシミスト・鹿野武一/『石原吉郎詩文集』〜「ペシミストの勇気について」

『続・石原吉郎詩集』石原吉郎(思潮社、1994年)

「世界がほろびる日に/かぜをひくな/ビールスに気をつけろ/ベランダに/ふとんを干しておけ/ガスの元栓を忘れるな……」。生活とは残酷なもの。何でもない日常は、この人物からその額の微しとなった異常さを剥奪しようとする……。 石原吉郎

吠えない犬

この犬は滅多に吠えない。たまに吠えると、まるで犬みたいなことをしてしまったと言わんばかりに恥ずかしげな照れ笑いを浮かべるほどだ。 【『増大派に告ぐ』小田雅久仁〈おだ・まさくに〉(2009年)】 小田雅久仁

ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙

ハッブル宇宙望遠鏡